ゴリラの檻まで1マイル

製品化にGOサインを出したチャレンジ精神だけは認めましょう。


出た時点でオチてる、いわゆる出オチってやつです。

この後の展開をどうするかは全く考えてなかったのですが、とにかくコイツは何が何でも紹介しないといけないという使命感に駆られました。
初見ではどうも思わなかったのですが、このちくわパン、じわじわきます。
今日の夕飯のお買い物をしつつも、頭の中は『あれは何だったんだ？』という疑念で一杯。

何たってパンにちくわです。
この絶妙な微妙さと云いますか、『あり』じゃないけど『なし』とも言い切れない歯切れの悪さ。
中にクリームチーズが入ってる当たりが『ありかな？』感を煽ってます。

こいつを視界に入れた時点で私がオチてました、はい。




断面で切って見ました。
ちくわの中にはクリームチーズが詰まってます。
でも、ねぇ、満たされない何かがこの画像から伝わってくると思います。
パンに対するちくわ占有率が狭ぇえええええええ！

味の方も、『なし』とは言い切れないけど『あり』とも言えない、奥歯に何か引っかかったもどかしさ。
予想も裏切っていませんし、ある意味、期待通りの味。
初見のインパクトから外観、味まで、一貫して微妙さを貫いたその心意気は『あり』と云えましょう。


まぁ、釣りの世界でもそんなルアーたくさんありますよね。
外見は『なし』とは言い切れないけど『あり』とも言えない、そして釣果も『釣れない』訳ではないけど『物凄く釣れる』訳ではないルアー。
今は最低限の軍備確保もままなりませんが、将来的にはそんな絶妙に微妙なルアーのインプレをしまくってみたいなぁ、ええ。



追伸：ちょっと調べて見たところ札幌のパン屋さんの本歌取りだそうです。
何でも一番の売れ筋だそうです。マジか。