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2006年11月24日

11月18日トラキンビギナーズたかみや前日プラ

日時:11月18日
場所:フィッシングレイクたかみや
天気:曇りのち雨
風:微風
使用タックル:プレッソルキナ604UL+カルディアKIX2004+トラウトアドバンスフロロ2lb、長ゴリ棒+ルビアス2004+トラウティストエリア3lb
魚種:コーホーサーモン、ニジマス
匹数:12匹
サイズ:20~30cm



11月18,19日はトラキンビギナーズに出場するために、麦ちゃん(さん)と広島までご一緒させてもらいました。
トラキンビギナーズたかみや戦前日のプラです。
人生初めての前日入りのプラ。良い響きです、プラ。

今回の遠征は最初から最後までずっと真剣モードだったので、一枚も写真はありません。
大会のためのプラクティスということで、

・たかみやの雰囲気を知ること
・ヒットルアー、カラーを探ること
・大会の展開を予想し対策を立てること

以上の三点を念頭に入れての釣行です。
正直、たかみやの雰囲気を知れれば良いかなくらいに思っていたのですが、意外に充実したプラクティスになったと思ったり思わなかったり。


17日深夜、遠征の前の恒例となったTATUさん宅での集合で、『あんま期待してないけど頑張りや~。』とありがたいお言葉を受けて京都を出発。
車の少ない中国道に日本の高速道路事業の先行きはどうあるべきか!みたいな高尚な話を交わす筈も無く、周りで浮いた色恋沙汰の話もねーなぁとぼやいていたらあっという間に広島でした。
高速を降りてからは、怪しげな看板やリアルすぎるかかしに驚愕してる間にたかみやフィッシングレイクに到着。

朝4時半くらいで、どう考えても私達が一番乗りだろうと思っていたのですが、ところがどっこい、先客が二台もいました。しかも沼津と水戸ナンバー。上には上がいるもんですね。

で、満天の星空の下で仮眠して、同じくプラに来ていたプリたろーさんご一行に挨拶してる内に時計の針はエリア開場の7時を回り、受付を済ませて湖面を覗くとそこは湖面から朝もやが立ち込める激しく幻想的な風景。
いくらなんでも蒸発しすぎだろと突っ込みを入れたくなるくらい、水蒸気が蒸発しまくってました。

朝もやっつーのは水蒸気が冷たい外気に触れて結露して出来るわけでして、水蒸気の供給は湖面なの仕方ないわけでして、問題は死ぬほど冷たい外気なわけでして。

早い話が、広島は極寒だったということです。氷点下2℃。

冗談抜きに、死ねます。想定の範囲外です。
当然防寒着なんて持っているはずもない私。
薄っぺらいカッパと、来るべき食糧危機に備えたこのボディで1日を戦い抜くことになりました。死ぬる。

まぁそんな極寒の中スタートしたプラクティスなのですが、これまたエリアの状況も外気温に勝るとも劣らず極寒。
開始10分で心が折れそうです。

私:『寒いっすね~、釣れないっすね~。もう帰りたいですよ~。』
麦ちゃん(さん):『正直、もう帰ってもええわ~。』


こんな感じで開始早々萎え萎えでした。

たかみやは人造湖にトラウトを放流していて、ウェーディングやボートの釣りも楽しめる広大なエリアです。
水深もキャスト出来る範囲で12mもあるので、最初は超重量級のスプーンでレンジを刻んでいくなごみ本湖に近い釣りをしていくのですが反応はありません。
はてさて、どうしたものかと考えていると、麦ちゃん(さん)がファーストキャッチ。

周りもパタパタ釣れてるところから察するに・・・回遊?

その後も釣れるときは一斉にパタパタっと釣れては沈黙の繰り返し。
私も2匹釣ったところで気づいたのですが、さっきから釣れているのは全部コーホーサーモン、和名じゃギンザケみたいです。
釣れているレンジもほとんど表層カウント5以上。

周りの釣れ具合と釣り方を見ても、釣れているのはほとんどエリアを回遊しているコーホーで間違いないでしょう。
では、管釣り界の大本命我らがニジマスくんは何処にいるかっつー話です。
放流量はコーホーよりもニジマスの方が多いので、コイツの動向が勝負を決めるはずと思っていました。
結局は『ニジマスは仕事をしない』ということで方向性は固まったわけですが。

で、私達をいつも楽しませてくれるニジマスくんの姿を見ようと、麦ちゃん(さん)と2人であの手この手にレンジ変え品変え探っていくのですが、ウンともスンとも言いません。
クランクも試したのですが、釣れてくるのはMクラピーの表層でコーホー。
急激な冷え込みの影響もあるにはあると思うのですが、これだけの大場所だと冷え込みの影響はむしろ明日出てくるはずです。水の方が断然温かいですし。

中身のスカスカな引き出しを全軍投入するものの、ニジマスは釣れません。釣れたとしても本当に単発の一本です。パターン的なものが全く見えません。

私1人で釣りをしているなら、『まだ何かあるんじゃないかな?』と迷宮入りしそうですが、麦ちゃん(さん)も釣れてません。
加えて、カリホルニーヤさんやプリたろーさんも渋いとのこと。

大会当日は結構な量の放流があるとのことですが、小場所なら状況は激変するとしても、たかみやはこれだけの大場所です。
放流の反応は一瞬で、沖に散るはず。

なので、その一瞬は外さず、あとは回ってくるコーホーを決め撃ちするのが最終的な方向性。

この時点で、ほとんど狙いを表層に切り替え、ルアーとカラーの絞込みに取り掛かることにしました。

それまでの釣りで、以下の傾向があると判断。
・ 回遊は意外と岸近くまで寄ってくること
・ ルアーに対してスレている魚も多いこと

で、はじき出した答えは1~2gのスプーンの表層巻き。

遠投よりも手前の魚を確実に獲る、これで十分勝負になるだろうというのがその日の結論です。

これだけ渋いとなると大会当日はロースコアになると思われるので、廻ってくるチャンスを逃さないこと、そこに重点を置いた戦略でした。

今思い返しても、最適解ではなくても間違った解では無かったと確信しています。普段は自信なんて全く無い私がこう言い切るくらい確信しています。

ただ、何処にボールが来るか分かっていてミート出来たとしても、ファールになってしまえば全く無意味な訳でして。チキショー。



その後も太陽が顔を出す気配は全くなく、風が吹き、雨も降り、極寒で歯をカチカチ鳴らしながらの釣りとなり、釣りビジョン主催のプリたろーさんによる前日レッスンを受け、カリホルニーヤさんとYUKAKOさんとのコーヒーマッチで2人に瞬殺されて、麦ちゃん(さん)と泥仕合を繰り広げて、結局私が負けて撤収して近くの温泉入って暴飲して寝ましたとさ。



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この記事へのコメント
コーヒーマッチなんかかわいいもんですよ。
前はよく、元嵐山スタッフのF君と晩飯マッチしたもんです。
焼肉おごらされた日にゃ、泣きそうですよ。

ボクの目標はコーヒーマッチで、プリズム戦士のゴリ君をプリズムスプーンで下して、このブログで称賛されることです(笑)
Posted by こた at 2006年11月25日 10:59
>こたさん

>晩飯マッチ
ああ~そう言えばFさんもそんなこと言っていたような。
焼肉マッチなんて恐ろしくて出来ません。(笑)

実は最近でも大会後にコーヒーマッチをやってるのですが、大会のことを書くので精一杯なので、ほとんど書けていなかったりします。
しかし?プリズム勝負となれば負ける訳にはいかないので、全力で挑ませてもらいますよ!(笑)
Posted by ゴリ at 2006年11月25日 20:49
本戦の記事が楽しみですね~。
ところでコーホーって旨いんですよ。こいつだけはキープして塩焼きにポン酢で頂いてました。また食いたいなあ。(笑)
Posted by JIMO at 2006年11月26日 00:02
>JIMOさん

本戦の記事、さっさとUP出来るよう頑張ります。
昨日はドットコムにも出たので、釣行記が追いつかないです。(涙)

ギンザケは鮭の中でも高級魚ですし、美味しいってよく聞きますね!
去年も何度か釣ったけど持ち帰りの用意をしてなかったので、逃がしてしまいましたが、今年は挑戦してみたいと思います。

塩焼きにポン酢・・・・・美味しそうっす。
Posted by ゴリ at 2006年11月27日 11:29
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