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2012年09月17日

タイ遠征その3 1日目(出発編)

タイ遠征その3 1日目(出発編)

カバンinカバン。
カバンの中にカバンを入れるというゴリ直伝の秘伝の技。
デジカメなどの電子機器の安全性を高めつつ、現地でもセカンドバッグを持ち運べ、なおかつ、荷物が増えた場合はカバンoutカバンで手荷物として持ち込める玄人向けの技です。
しかし、全体の荷物は重くなりカバンの分収納スペースが減るというもろ刃の剣。
友達に自慢しても「君はバカだね」って冷めた回答が返ってきますので、素人にはお勧めしません。

やり残した仕事や旅行の準備など、出発前の1週間は慌ただしい日々を過ごしましたが、なんとか念願の海外遠征にこぎつけました。
行先は微笑みの国タイ。
フライトは日本航空のJL717便。こつこつ貯めたマイルで取得しました。
出発時刻は16:40分、発着は勝手知り過ぎたる関西空港。

国際線は出発2時間前にチェックインが目安ですが、せっかちな私は大体3時間前に来て、ご飯食べたり、本を立ち読みしたり、ネットしたりでくつろいでいます。

今回の旅は7泊9日のロングランですので、荷物はまぁまぁ大きくなりました。
持っていった荷物は以下の通り。


着替え(Tシャツ&ポロシャツ、靴下、下着、タオル)×3セット
サンダル
釣り具一式
洗面用具+常備薬
俺のNikonD90&レンズ×3
ノートパソコン
Nintendo DS
地球の歩き方バンコク編


大層な荷物に見えますが、ほとんど釣り具ですね。
着替えについては洗濯前提の3セット。
私の場合は1週間未満は3セット、以上は4セットという感じで区切っています。

サンダルは現地調達も可。
クロックスなんかの歩行性にも優れたものであれば、それだけで十分かもしれません。
でもドム以上の重量級の私は、ちゃんとした靴じゃないと1日中歩き回れば膝がパッチーンと弾けますので、靴を持ち歩くことにしています。
1日1万歩以上、歩くんだったら靴の方が良いですよ、ええ。

フライトについては、我らがナショナルフラッグシップ(破産経験あり)の日本航空JAL。
仕事では予算の問題上、JALなんて高値の航空会社は使わせてもらえませんので、国際線では初めてのJAL利用になります。
まー、機材設備、席のスペースは、他の航空会社の方が快適なような気がせんでもないですけど。
フライトは5時間強。
ビール飲みながら、ペチペチとブログ用の文章を打ち込んだりで、あっという間に過ぎました。


フライトは定刻どおりにバンコクのスワンナブーム空港に到着。
イミグレはいつもの営業スマイルで無事経過。笑顔は人の警戒心を緩めます。
イミグレの人々にはくれぐれも威圧的な態度を取ることは避けましょう。別室に連れて行かれますので。いや、マジで。

荷物のピックアップではロッドケースが出てこないか冷や冷やしましたが、何の問題もなく回収。
バンコク訪問はトランジットを含めて人生3度目です。

到着ロビーは面倒なタクシーが多いので、出発ロビーでタクシー捕まえ、バンコク滞在の根城に向かいます。
ホテルの地図と連絡先は必ずプリントアウト。
よほどの高級ホテルならいざ知らず、バンコクほどの大都市になると、中級ホテルは数知れずなんで、タクシーの運転手がホテルを知っているとは限りませんからね。

で、空港に着いたのは20:20で、ホテルにチェックインしたのは21:30と極めてスムーズな出だし。
ホテル到着後は、現地で利用できる携帯電話用のSIMカードとチャージを購入し、連絡手段を確保。
ガイドさんに連絡して明日の予定を確認後、ホテル近辺を散策。
どうやらアラブ・インド系の人々の居住区のようで、結構、周りの街並みと雰囲気は違います。

その後もしばらくプラプラ歩き回ってたらのどが渇いたので、すぐ近くのバーにしけこんで、とりあえずビール。
タイのビールのシンハを飲みながら、顔の濃いバーテンさんから近辺の情報収集。
ここはNANAっていう歓楽街が近いだとか、アラブ・インド系の人々は髭が濃いだとか、お前は日本人には見えないだとか、そんな話をしていると時間はあっという間に経過します。
明日は早いということで、近くのコンビニで数日分の水とビールなどの飲み物を購入してホテルへ帰還。

翌日の出発は朝6時です。
飛行機や日本の疲れもあるんで、この日はおとなしく寝ておくことにしました。はい。

そんな感じで1日目。
拠点、兵站、通信、情報、全て危なげなく確保です。
完璧な手配過ぎて自分が怖い!

仕事柄、海外生活も長いので、冗談抜きにバンコクほど快適な都市であれば、感覚的には日本国内とそんなに大差ありません。
「海外に来ました!」的な初々しさが全くないけど、まぁ良しとします。
次の日はいよいよ釣り開始。遠足前日のような気分で中々寝られませんでした、はい。

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この記事へのコメント
はじめまして、同志社釣り研です。
僕たちもちょうど一週間前にタイへ、一週間釣りに行ってきました。
タイでの釣りはとても楽しいものですので、楽しんで来てくださいませ。
Posted by 同志社釣り研究会 at 2012年09月17日 19:46
>同志社釣り研様

初めまして。コメントの方ありがとうございます。
実は8月25日~9月2日の日程で訪タイしておりまして、ちょうど入れ違いだったかもしれませんね。

昔、DASで嵐山FAでインストラクターをされていた方にお世話になりました。

DASのブログもたまに見させていただいていますので、更新を楽しみにしております。
Posted by ゴリゴリ at 2012年09月17日 20:24
ココを読めば
海外釣行へ挑む方達の気持ちのハードルは随分と低くなると思います。

そつのない準備,装備,調達力,時間の過ごし方・・・
企業戦士としての訓練は こんなに洗練された貴殿を造りました。
あとは・・・
Posted by endoco at 2012年09月18日 04:47
ゴリさん

どうもです。
俺の方にコメントいただいたときながら、遅くなってすみません。

さて、このバッグinバッグ、俺もやりますよ。
伊豆に行くときでさえ、やたらと荷物が多くなるんで、この手の手段を使うようになりました。

それにしても、さすがに旅慣れていらっしゃるようで、生活必需品の少なさは大したもんですね。
昔は機内持ち込みのショルダーバッグのみで海外出張したりしてたんですが、海外出張がほとんどなくなった今では、国内であってもあれもこれも持って行くという身軽さがなくなってしまいました。

あと、↑でendocoさんも書かれていますが、この記事はこれから海外遠征をしようと思っている人、あこがれている人にとって、背中を押してくれるエントリだと思います。

また遊びに来ますね、
Posted by Open6E at 2012年09月20日 19:20
>えんどこ所長

返信遅れてすみません。

下っ端企業戦士ですんで、空港からホテルへの移動だとかの生活能力だけは向上しているようです。

>海外釣行

まー中々踏み切らなかった私が言うのもなんですが、ハードルってのは財布と心の中にあるもんだと実感しました。
私のような底辺アングラーが海外でどや顔しているのを見て、「俺も!」と続いてくれる人がいたら本望ですね、ええ。
Posted by ゴリゴリ at 2012年09月22日 09:31
>Open6Eさん

>バッグinバッグ

生活必需品は必要最低限に抑えていたのですが、肝心の釣り具を欲張りすぎて、結局荷物はパンパンでした。
あれもこれもと言いつつも、結局、使っているのはほんの一握りですから、次回はもっと絞り込んでいく必要があります。
が、難題ですね。(笑)

私も2泊4日の弾丸出張時などでは、機内持ち込み一本勝負です。
「海外出張の極意は選択と選択にある!」が持論です、はい。

>これから海外遠征をしようと思っている人

これまでは準備編ですが、次からは実釣編なので、「このド底辺ごときがこんな釣果を!」と奮起してくれる人がいれば、至極の極みです、はい。
Posted by ゴリゴリ at 2012年09月22日 09:45
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