ゴリラの檻まで1マイル

大会に出るたびに進行をいちいち書くのが面倒になってきたので、これまで参加した大会の進行をまとめてテンプレート化しておきます。
ビバ作業効率向上！ビバ生産性向上！
効率化の波はブログにも押し寄せているのです。
ただ、私のボディの効率化は遅々として進まないのが悩みの種。悩みすぎてお腹が減って困る。。



テンプレート説明

スタイル・・・・・主な形式です。どんな大会でよく使われているかは私の独断と偏見で決めています。
競技方式・・・・・予選→決勝や、一回戦→二回戦→決勝などの進行
競技時間・・・・・競技に掛かる時間
対戦様式・・・・・一対一やグループ分け
競技形態・・・・・グループ決めや場所移動など
釣り座・・・・・最初に入る場所の決め方
成績・・・・・総匹数か長寸かなど
カウント・・・・・ビクネット検量や審判によるカウントなどの成績の付け方

もっと良いテンプレートを思いつけばまたちょこちょこ改良しようと思います。

注：ここで挙げる例はルアーの大会で、挙げる大会の例も、いつもその様式だとは限りません。
あくまで、”例”だとご理解お願いします。
また、『それは違うだろ』という間違いがあればご指摘いただけると幸いです、はい。


ではでは、見ていて面白いものでもないのでサクサクいきましょう。

・　管理釣り場.comスタイル

競技方式：予選→決勝
競技時間：予選２５分×４ステージ、決勝２５分×２前半後半
対戦様式：予選は１グループ１０人前後集まって上位４割くらいが決勝進出。決勝はグループ関係なく総匹数で成績付け。
競技形態：予選は６グループに分かれ、ステージごとに場所移動しながら競技４ステージ休憩２ステージを戦う。決勝は２グループに別れ、前半と後半で場所移動。
釣り座：最初はくじ引きでグループと釣り座を選択、途中からは検量順にグループ内で選択。決勝は成績順にグループと釣り座を選択、後半は検量順に選択。
成績：総匹数
カウント：専用のビクネットで魚をキープして検量

管釣りでもっともメジャーな大会と言っても過言ではない管理釣り場.comのエリアトーナメントの大会進行です。
各地で開催されている大会でも非常に多いスタイルです。
実際は決勝が無かったり、予選時間が２０分だったりと大会毎に微妙に違うのでご注意をば。
競技時間も長く、予選はグループ毎の成績なので場所ムラも抑えられていて、バランスの取れたスタイルですね。
しかし、ビクネットの準備やステージ毎に検量しないといけない分、運営側の負担が大きく人手が必要な大会です。ドットコム事務局のお二方、いつもお疲れ様です。

・　選手審判トーナメントスタイル（例：サンクチャンピオンシップ）

競技方式：１回戦→２回戦→決勝
競技時間：１回戦２５分×２、２回戦２５分×２、決勝５０分
対戦様式：１，２回戦は一対一で１人勝ち抜け、決勝は成績順に成績付け。
競技形態：２回戦まではトーナメントで最初のくじ引きで番号を決め、決勝は勝ち抜けのメンバーで勝負。
釣り座：１回戦、２回戦前半はくじ引きの番号順で決定、後半は対戦相手と釣り座交代。決勝は再びくじ引きで釣り座決め。
成績：総匹数
カウント：選手審判方式でネットインかルアータッチでカウント

サンクのチャンピオンシップやウエスタンリーグ、それに中村水産カップでも使用されていたスタイル。
すぐ隣同士で競技するので場所ムラ無しでフェアな大会です。
で、色々な管理釣り場での大会進行を調べたのですが、競技性を重視した大会でよく用いられているようです。
ただ、ウエスタンリーグのクラシックのように、一回戦は３人で１５分×３ローテーションだったりと大会毎に細部は変わってくるのであんまし当てにしないでください。
選手が審判も務めるので審判をする時間の分だけ競技時間が短くなるのが玉にキズ。
しかし、ビクネットや審判付きっきりのカウントをしなくても良いのは、大会開催のハードルも下がるので運営側の負担が激しく減ります。
大会の運営に付きっきりになれない釣り場さんや、運営側もスタッフをそんなに確保出来る訳ではないですしね。

何はともあれ、やはりタイマン真剣勝負は燃えるでしょう！！！

・　選手審判グループスタイル（例：トラキンビギナーズ）

競技方式：ピリオド（ステージ）×８
競技時間：２０分×４ピリオド
対戦様式：選手全員の成績順。
競技形態：くじ引きで４グループとＡ，Ｂ組に分かれて、競技→審判（orその逆）の２ピリオドごとに場所移動していき、合計４つの場所でグループ各組での競技。
釣り座：グループと組分けのくじ引きで決定。最初の並びのままで移動していく。
成績：総匹数
カウント：選手審判方式でネットインかルアータッチでカウント。

選手審判スタイルその２。
まだ前回のたかみやでしか経験していないのですが、待っている時間が長く集中が切れそうになります。
トラキンの長さは異常だと思うのであまり参考になりませんが、選手審判制では上で挙げたトーナメントスタイルの、競技には少し物足りないくらいがちょうど良いのかもしれませんね。
あとグループ毎の成績ではなく、全体の成績だから場所ムラが出るのは仕方ないかと。

・　釣り場移動自由スタイル（例：特になし）

競技方式：競技時間まるごと実釣時間
競技時間：２時間～３時間
対戦様式： 選手全員の成績順
競技形態：特になし
釣り座：最初の釣り座はくじ引き順
成績：総匹数＋α（魚の全長などなど）
カウント：ビクネットか審判

釣り場主催（例：ニレ池ダービー）だったり釣具店主催だったり（例：イシグロカップ）しますが、広い管理池でよく開催されているスタイルです。
基準なんてあってないようなもんで、テンプレートとしての体をなしていないですが、大会としては普段の釣りの延長のかなりオーソドックスなスタイルなので一応掲載。
ペチャクチャ喋りながらまったりと楽しめそうなので、一度は出てみたい大会ですね。
勝利の鍵は冗長な競技時間の中で如何に集中力を保つか？なのでしょうか。知らないけど。

・　１匹長寸スタイル（朽木ダービーなど）

競技方式：競技時間まるごと実釣時間
競技時間：２時間～３時間
対戦様式： 選手全員の成績順
競技形態：特になし。あえて言うなら入れ替えの有無くらい
釣り座：自由
成績：長寸
カウント：検量

一発大物の博打勝負です。
この類の大会は大抵初心者にもやさしいレギュレーションなので、本当に何が起きるか分からない勝負です。
対大物でのうさちゃんジグの強さは脅威的ですし。
私は基本的に数釣り至上主義なのですが、たまには可愛い塩焼きサイズのロリマスではなく、いかつい顔した熟女マスを狙っても良いかなぁと思ったり思わなかったり。

・　２匹長寸スタイル（パープリンズカップなど）

競技方式：競技時間まるごと実釣時間
競技時間：２時間～３時間
対戦様式： 選手全員の成績順
競技形態：特になし。あえて言うなら入れ替えの有無くらい
釣り座：くじ引き順か自由
成績：長寸
カウント：検量

１匹長寸だとほとんど天運任せになるのですが、２匹長寸ともなると俄然駆け引きが生まれるのが面白いところですね。
なごみ本湖だと２匹長寸ですらリミットを揃えるのが精一杯なので、他の釣り場の２匹長寸とは大きくかけ離れているとは思いますけど。

強欲が泣きをみるのか、小心者が天を仰ぐのか、過去２回出場したパープリンズカップや主催に回った学生の大会では色んなドラマがありました。
私は当然１位以外はアウトオブ眼中なんで、何度泣きをみようと頑張ろうと思います。




という訳で自分の大会記用のテンプレートでした。
思っていたよりも面倒な作業で、『何で効率化を図るためにこんな面倒なことしてんだろう』と雑念が湧くこと六甲の水源の如しでしたが、初期投資ということにしときましょう。
まぁ、今後はこの初期投資をペイするほど大会に参加していくかは狂おしいほどに不明ですがね。