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2006年02月10日

2月10日嵐山FA釣行記

2月10日嵐山FA釣行記

針を呑んだまま切られたラインが私のスプーンに引っかかって上がって来たお化け岩魚。
何ですかこの大きさは。本当にここは嵐山?

勿論針を外してリリースしました。
釣れたんじゃないと分かったときの私の落胆を知ると同時に、私のジェントルな振る舞いに皆さんもっと感嘆してくれて良いんじゃないかなと思ってます。

日時:2月10日
場所:嵐山FA
天気:晴れ時々曇り
風:普通
使用タックル:元祖ゴリ棒+ルビアス2004&トラウトアドバンスフロロ2lb
HITルアー:プリズムリーフ1.7g、2.3g、バディダディ3.2g、バディ1.2g
魚種:ニジマス
匹数:21匹
サイズ:20~40cm



約一ヶ月半振りの釣行、嵐山フィッシングエリアに行ってきました。

「よーし今日は50匹釣るぞ~!」とか妄想してた私が地球規模に愚かでした。
あと、偶然にもカリホルニーヤさんとプリたろーさんも来場されてて、ボッコボコにやられてきました。
技量の差と現実と釣果は無慈悲すぎる。
そりゃ私と御二方の間には太平洋以上に大きな隔たりがあることは十分過ぎるほどに承知ですが、そうはいうものの現実って、シビア。


「管釣りに行くたびに誰かに打ちのめされる」、これって凄い幸せな事だと思うのですが、たまには私が確変を起こしてヒーローになっても良いんじゃないかと思うと同時に、自分がフィーバーしてる姿がとても想像出来ない今日このごろです。


本日も嵐山フィッシングエリアの送迎サービスを利用して、朝一番で出撃してきました。
今日はいつものK山マネージャーはお休みで、つい最近正式にスタッフになったF本さんがお出迎え。
最近のエリア情報を聞いたのですが、やはり気温が低いこともあって、ボトムメイン。
そして、何でも今日はプリズムデザインのプリたろーさんと、トラキンマイスターのカリホルニーヤさんも来場されるとか。
うぉおおい、マジですか。
「プリたろーさん明日横浜で国際釣り博じゃないのですか?」と思ってる間に嵐山FAに到着。

嵐山フィッシングエリアでは管理池に桟橋が2つあって、その内の事務所に近い桟橋は水深も浅く、魚影も濃いのでビギナー用として使われています。
ですが、今年の容赦の無い冷え込みのせいか、魚はより深いところに移動してるため、全然ビギナー向けではなく、エキスパートエリアだとか。

嵐山のHP用の写真の為に、最初はここで釣り開始です。
本日が初陣のバディダディはとりあえずお預け。
今年最初の1匹はこれまで苦楽を共にしてきた戦力で獲ってやろうじゃないですか!

まずはバディ1.2gで2カウント刻みで探っていきますが・・・・・・・・・・・・・
反応なし。
プリズムリーフ1.7gも無反応。
朝一からボトムか?という不吉な予感がよぎるのですが、意地になって表層中層を攻めるも超絶無反応。

そしてガイド凍って釣りになりません。
キャストして巻き終わるまでにひどいことになってます。

これまでナイロン一辺倒だったのですが今日は初めてのフロロ。
その感度の良さに酔いしれようとワクワクしながらキャスト。
・・・・・・・・・・・・分かる!
スプーンの重みがハッキリ分かるんや!
これでワイもニュータイプの仲間入りなんや!
ビシバシアタリを獲っていくんやでぇ!と息巻いてました。

でもその重みは氷がまとわりついて抵抗が重くなっただけ。
ニュータイプでもなんでもない勘違いで、何というか、泣いた。

そんな切なさを感じながら、開始15分でボトムをプリズムリーフ2.3gオリーブでゆっくり攻めてようやく1匹目をGet。
久しぶりの鱒の引きを堪能です。

中々2匹目が釣れずに苦戦しているところに、F本さんが写真を撮りに。

「すみません釣る自信ないっす」と一度も出走したことの無い競走馬のごとく自信の欠片も感じられない返答をすると、にこやかに「大丈夫っすよ」と言ってF本さんも釣り開始。


2月10日嵐山FA釣行記

アタリの少なさ、というか生命感を感じられない中でキャッチ!

ちなみにこの魚が・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あまり調子にのってペラペラ喋るのはよしましょう。
この屈辱、忘れんです。



その後カリホルニーヤさん、しばらくしてプリたろーさんが順にご来場。
ちなみにその間はアタリすらありませんでした。

プリたろーさんも来たことだし、スプーンを噂のバディダディ「ストロベリーシェイク」にチェンジ。
発売から一ヶ月弱、ようやく私の手に親父が・・・・・・・
ここ一ヶ月の我慢もあって喜びもひとしおです。

念願のMyダディバディのファーストキャスト!
その形状ゆえに風の抵抗を受けやすいですが、それでも3.2gという重さの遠投性能は流石。
ストレスなく投げれるってのは気分良いです。

で、ボトムまで沈めて、ゆっくりリトリーブ。
全神経をティップから出るラインに集中し、変化があった瞬間に巻き合わせ。
この日のアタリはラインが軽く引きこまれ、ティップが小さく揺れる「クンッ」という極小アタリが多く、何度もアワセ損ねて「ああ~っ!」と声を上げまくり。
ウザくてすみません。たぶん矯正も無理です。

とはいえ、フロロに巻き変えたことで伝わる情報量はナイロンとは比べ物になりません。
ロッドのティップ部分と、ラインを見ているだけで全てを察知出来るほどニュータイプではない私には、巻き抵抗の変化、「コツン」なのか「ビクッ」なのか「クンッ」というアタリなのか、まだあやふやではありますが、何となく感じ取れたように思います。
今日釣った内の何本かは、ナイロンでは見分けすらつかないであろう類のアタリでした。
急に軽くなったり、水草と間違うような生命感の感じられないアタリです。
フロロにした手ごたえは確かに感じましたね。楽しいです。

あと、これまで如何に自分がロッドのティップから情報を得てなかったかも痛感しました。
今までリールに出てくるアタリしかアワセてなかったようです、はい。
本当に基礎中の基礎が出来てませんでした。


で、時速1匹のままカリホルニーヤさんとプリたろーさんと合流。

こっからはケチョンケチョンでした。
いや、一応ポツ・・・・ポツ・・・・・とは釣ってます。
釣ってはいるんです。

でも勝負になりません。
向こうはポポポポポポ・・ポポポツくらいの勢い。
トリプルスコアじゃききません。
もう数えてらんねぇよチキショー。
そもそも同じ釣り場でこれだけ差を付けられるこの無念さ。
どれだけ腕に差があろうともこの悔しさだけはどうにもなりません。
まぁこの悔しさがあるからこの釣りやってるのでしょうが。

この日プリたろーさんが主に使ってたのは、バディダディの3.9g。
アンダー3gのスプーンがほとんどの管釣り用スプーンではかなり異色の重さです。

んでこれでパンパン釣ってました。
カリホルニーヤさんが使ってもスパスパ釣ってました。
私もプロトロッドwithイグジストをお借りして一匹釣りました。
どうでも良いですが、プロトロッドwithイグジストを借りた瞬間自分の加入してる保険の内容を反芻しました。もしものことがあれば、夜逃げです、はい。

感想と致しましては、3.9gなら道路側のフルキャストは不可能です。
投げる前から無理、という予感がギュンギュン。
実際、普段2g前後のスプーンに慣れきった身としては4g近いこのスプーンは未知数、3.2gとは明らかに別物ですね。
適切なタックルを使えば、多分山側の岸に届くかもしれません。
使用感は、3.2gよりもかなり沈降速度が速くなった感じ。
嵐山でボトムを攻めるなら3.2gよりも向いてるかも?と思うほどです。

千早川などの近接戦闘には不向きかもしれませんが、朽木のような中距離、嵐山やなごみのような遠距離戦闘では飛距離というアドバンテージはかなり大きいと思われます。
今日ほど、「遠投が出来る」というアドバンテージを感じたことはありませんでした。
食わず嫌いはいけませんね。

3.9gで魚が釣れる度にプリたろーさんがわざわざ「3.9gです」というカウントも7回目くらいまでは数えてたのですが、それ以降は私だけあまりに釣れてなくて頭の中で平家物語を暗唱してたのでカウントしてません。諸行無常の響きでした。

それに嵐山のアベレージサイズが大幅に上昇したという情報はマジでした。

大物をガンガン掛けてました、カリホルニーヤさんが
嵐山では滅多にお目にかかれない40cmオーバーのニジマスが次々と水揚げ!

私は隣で25cmの鱒を釣ってました。
釣れるだけで幸せです。幸せですけど・・・・・
人間てどうしても夢をみたくなるんですよね。儚い。


2月10日嵐山FA釣行記

全国の貧民の憧れの的イグジスト。ロッドはプロトロッドだそうな。
凄まじく投げやすいロッドでした。
ハリがあって重さをのせやすいです。



2月10日嵐山FA釣行記

桟橋の下にギュンギュン潜っていくこの光景はなごみさながら。

サ イ ズ ア ッ プ の 嵐 山 に 死 角 な し !



2月10日嵐山FA釣行記

『3.9gです』

発売したら私も声高々に言わせてもらいます。


2月10日嵐山FA釣行記

カリホルニーヤさんが釣ったニジマス。
40cm強ってとこでしょうか。
こんなサイズ、嵐山じゃない。






この後、プリたろーさんはお昼で帰り、カリホルニーヤさんも3時頃にお帰りになられました。


昼からは急激に反応が悪くなり、ボトムのリトリーブより桟橋より手前4m地点くらいでの巻き上げで喰ってくるタフコンディション時の嵐山。

時速2匹とかなり低調だったので割愛。
F本さんの話によると、今日はかなり活性が低かったそうです。
そう信じたいです、はい。


という訳で、2006年の初陣はいつも通りでした。
今年も私はこういう星の下にあるということでしょうか。

カリホルニーヤさんとプリたろーさんはもう何と言うか、ロナウドとアドリアーノの2トップみたいでした。
止めれる人がいるなら連れて来てくれって感じです。
釣り負けてるときは、必ず、自分の何が悪いかを分析するのですが、今日はその確たる理由を突き止められませんでした。
つまり、全てにおいて、私が拙いってこと。
まだまだ頑張らないといけません。

嵐山フィッシングエリアは私は釣れませんでしたが、確実に良型が混じってました。
これからも随時放流していくそうなので、今後が楽しみすぎます。



はぁ、殉職した親父とオレンジと金色の親父を買わねば・・・・・・・・

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