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2007年10月21日

10月19日嵐山フィッシングエリア釣行期

10月19日嵐山フィッシングエリア釣行期
エリアAで釣ったよく走る1本.ヒレが良い,ヒレが.
今年の鱒は全体的に背の張った筋肉質な鱒が多くて,サイズ以上に引き味がよくて楽しませてくれました.
天気予報は一日雨だったので,それを見越して早めにこの魚を写真に収めた私の用意周到さを皆さんもっと見習ってくれても良いですよ,ええ.


日時:10月19日
場所:嵐山フィッシングエリア天気:激しく雨
風:ほぼ無し
使用タックル:元祖ゴリ棒+ルビアス2004+トラウトアドバンスフロロ2lb
魚種:ニジマス
匹数:26匹
サイズ:20~35cm


さて,釣りに行けねー行けねーと愚痴を言うだけの見苦しい記事が続きましたが,何とか時間を作れたのでスルスルッと出撃してきました.
出撃場所はオープンして1週間足らずの嵐山.
例年ではオープンまもなくは魚が一箇所に固まる嵐山ですが,去年,一昨年の経験から何処に魚が付くかは把握済み.
リハビリ釣行とはいえ,楽観視していました.
3桁は言いすぎですが,サクッと50本くらい釣ってぬけぬけと『まぁこんなもんでしょうかね?』と言おうと思っていたんですよ.思っていただけでした.死亡フラグ回収!

で,肝心の釣果は1日フルタイムで26本.
決してイージーな釣りではありませんでした.
釣果を左右するのは完全に場所で,魚の付き場はエリアではなくピンポイント.
時間帯にもよりますが,基本的にその場所に入れなかったら試合終了.
雨がたくさん降ったこともあり,事前の情報とは状況が一変していたこともあり,リハビリどころか全力スパルタ釣行になりましたとさ.

まぁ厳しかったのは確かですが,魚が固まるのは一過性のこと.
スタッフのIさんの話によると今年はガンガン魚を放流するそうなので,すぐに解決されることでしょう.
それに,途中は自分の納得の行く釣りも出来ましたし,最後は魚の付き場を譲っていただき,気持ちよく終わることが出来ました.
何より,久しぶりの釣りが楽しかったので良し.
では,これまた久しぶりの釣行期.妄想万歳です.

さて,この日は例のごとく嵐山の送迎サービスを利用.
スタッフのIさんに拾ってもらって嵐山へ.
『今日は雨ですし人少ないですかね~』『少ないでしょうね~』という会話をしてたら既にゲート前に車が並んでて軽くビビリます.
到着して早々に受付を済ませ,いそいそと釣り場へ

嵐山よ!私は帰ってきた!
今年も去年の後半同様,サイズのエリアA,数釣りのエリアBの二つのエリアに分かれています.
数釣り以外に管釣りに価値を見出せないこの私,普段なら有無を言わさずエリアBを選択.
しかし,去年の経験則からするとオープン後しばらくの魚のたまり場は,エリアAの大桟橋奥の山側.
加えて,天気予報は無慈悲なほどに雨模様であり,本格的に振り出せばデジカメを使えないこと間違い無しなので,ブログ用の見栄えのする魚を先に刈り取ることに決定.
この緻密な計算の下で行われるブログ運営,ブログをお持ちの方もそうでない方も,もっとこの私の運営手腕を褒め称えてくれても良いですよ,ええ.

そういう打算的な理由もあって,最初はエリアAへ.
最初の1時間に10本くらい華麗に釣り上げてからエリアBへ向かう予定でした.
久しぶりの雨,朝一番,勝利のための必要条件は揃ったも同然!と意気揚々とキャストするのですが・・・・・.

まぁね,現実はそんなに甘くないですよ,ええ.
OK,私だっていつまでも頭の中がお花畑なわけではありません.
速攻でプリズムリーフ1.7gに切り替えて,5ヶ月ぶりにニジマスくんとご対面.
Aエリアだけど,チームロリ☆マスの会長改め団長の私も認めるようなロリ鱒の逸材で逆に嬉しかったり.
余談ですが,チームロリ☆マスのメンバー,というか実権を握っている機敏さんが本日のドットコム千早戦を見事に勝ち抜いたそうです.流石!

その後2本ほど追加するも,どうも去年と違い魚が溜まっているのではなさげな感じです.
アタリははっきり出るものの,魚の密度は薄い予感.
当初の目論みは外れますが水車前に移動.

ここで水車直前までぶち込むために親父(バディダディ3.2g)を装填してフルキャスト!
カウント3の早巻きで『コツン』という極小のアタリ.
これは3.2gの派手カラーの早巻きです.
そもそも活性の低い魚なら喰ってくるはずのない活性の高い魚を刈り取る勝利の方程式.

これは・・・ひょっとしてそこそこのサイズの魚では?
エリアフィッシングの巻きの釣りではサイズが大きければ,アタリも大きいというわけではありません.
スプーンを追って反転する際に弾くような小さいアタリが存在するのは当ブログをご覧の皆さんならご存知のはず.
むしろ『コツン』という小さいアタリが出ること多いような気がしたりしなかったり.
大物の多いエリアA,この状況,このアタリ,全ての点は線でつながった!
この極小のアタリを華麗にアワせ,ブランク明けをものともしないゴリ完全復活を高らかに宣言してやろうじゃないですか!
いや,もうこの際なら完全復活なんて過去を蒸し返すようなケチくさい話じゃなく,今シーズン,ついに私の時代がやってきたことを宣言するべきでしょう.そうに違いない!

あの魚を獲る,獲ってワイの時代の風を吹かせてやる!

全ての神経を総動員して反応ではなく反射で行動するよう命じ,かつてないほどの集中力でハンドルを回します.

回す・・・・.



回す・・・・・.



回・・・・・・・ッッッッッ!!!!

もうね,ラインが跳ねると同時の一撃.
それも腕を大きく動かす無様なアワセではありません.
手首と指先のみの動きで,鋭く,しかし確実に魚の口に叩き込み.

正直,天才過ぎる自分の才能が怖かったですね.
この電撃フッキング,これからの管釣りの発展のために映像として残しておくべきかもしれません.
何故,今日この日にDVDの撮影用スタッフを連れて来なかったかを深く後悔したくらいです.
タイトルは『天才ゴリラのビビッと来るエリアフィッシング』で決まり.
このレトロなネーミングに電撃アワセ!吹くね風が!
そうしてDVDが馬鹿売れして,『かくして私は勝者になった』という本を出版するくらいのバラ色人生プランを描くわけですよ,ええ.
で,勝者としてこの魚をバラすわけには行かないので,慎重に魚を寄せるわけですよ,ええ.
でもね,勝者として魚を寄せるけどね,何かね,手ごたえが違うわけですよ,ええ.
具体的に言うとね,細長い体をくねらした鱒族の引きじゃなくてね,丸っこい体で首を振るアレ
その昔,KFTという今はなき釣りサークルが,バスという魚が幻だったあの伝説の底辺サークルのメンバーが,サターンの3インチのワームを細く引き裂いたモノで必死になって狙ったあの魚のアレ










10月19日嵐山フィッシングエリア釣行期
ブルーギル.すなわちギル.
そんな感じで,『かくして私は敗者になった』という本の構想をスタートすることになったわけです.
グッドサイズの鱒だと思ってたのに・・・・.


ええ~っと,話を釣りに戻しましょう.
その後親父でポツポツ釣り上げてからBエリアへ移動.
他のルアーでねちっこくやったらもっと数を伸ばせたと思いますが,そういう釣りは数釣りエリアでやったろうじゃないですか.

で,エリアBのフジカラー前に鎮座して釣り再開です.
事前情報によると,アタリは小さめ,ヒットレンジは1.5m前後,アタリカラーは白系統.水の色は濁り気味.
それすなわち今年の2月の嵐山に酷似というわけでして,経験則から導かれる主力はディープクラピーとバディ1g.

ゲームプランは万全,後は鱒共の口にフックをねじ込むだけなはずだったのですが,雨のせいか,鱒の機嫌がよろしくなかったのか,原因は分かりませんが状況は一変.
とにもかくにも,魚の気配がしません.
寂しくなって死にそうなくらい反応無し.
周りも渋そうですが,私ほど惨状なわけではなくポツポツながら釣ってる様子.
腕?ルアー?棚?場所?,何が原因?
原因をどれかに絞るには情報も足りず,何が何だかです.

普段の私はあまり釣り座を移動しません.面倒くさいから.
一つの釣り座にどっしりと構えるその姿は知人をして『エリアの三年寝太郎』と言わしめるほどです.
その私がこの日は釣れる場所を求めて右往左往.
既知のハニーなポイントには人が入ってますので,どこか,どこか私に振り向いてくれる魚はいないかとさ迷うわけです.
色々とあてもないままに放浪するも寂しい釣果のまま.

場所の次はルアーです.
何度も言ってますように,私のスタイルはほぼスプーン一本の偏執狂スタイル.
修練でクランクも使いますが,基本的にスプーンの釣りLOVEなのでスプーン一本です.
それは普段ご一緒させてもらう方々ならご存知のはず.
そんな私がシケイダーとベビーポッパーを投げていたというのですから,どれだけ私が追い詰められたか想像できるかと.

そんな感じでまさに迷子の迷子のゴリラちゃんだった私,過去の嵐山釣行でここまで厳しかったことは記憶にありません.
3時間で3ヒット2キャッチと絶対的にも相対的にも切ない釣果です.
迷走極まっていたので,一旦そこで仕切りなおしで昼食へ.
ラーメンで体を温め,エリアフィッシングニュースで最新の情報を入手.
コラムが良い感じです.
これなら買っても良いと思うけど近くでは売ってないという罠.


で,午後からは旧桟橋に陣どって釣り再開.
午前中は感じなかった魚の気配が,見える!私にも見えるぞ!
おそらく,固まっていた魚が動き出したのか,はっきりと魚の気配を感じれます.
色々探っていくと,ボトムからの巻上げで反応良し.
バディダディ3.2gを底まで沈めて,巻上げでヒット.
カラーは1ヒット1色ですが,はっきりとパターンを掴めた感ありです.
スプーンのサイズを落としたほうがもっと確実に拾えると思うのですが,飛距離は正義,すなわちアタリのあるポイントは遠すぎMAX.
その後はスタッフのIさんと並んで,ポツポツと拾いながら雨の釣りを楽しみました.
アタリの数はポツポツですが,納得のいく釣れ方だったので気分良し.

時間は流れ,2時半を回った頃からまた魚の気配がなくなり,どうやらまた魚は固まり始めた模様.
まぁ,こうなったらジタバタしても仕方ありません.
ここは潔く自分の釣りで足掻き続けるだけです.
ぶっちゃけると長時間雨に打たれて体力が奪われ,移動するのが面倒で面倒で仕方なかっただけですが.

このまま終わりかぁと思っていたのですが,なんと隣でジージードラグを鳴らしていた方が場所を譲ってくれるとのこと!
わざわざ釣れる場所を譲ってくれるなんて信じられません.
『魚を釣り尽くしたら移動する』のが基本の管釣り鬼の皆さんはこの仏のような心の広さをもっと見習うべき.
特に去年,一昨年の嵐山のオープンに,1m四方のピンポイントを5人ほどで攻めて,オープンにして生気を失った鱒を量産した記憶のある方は激しく見習ってもらいたいものです,ええ.

で,ラスト5分で怒涛の7本キャッチで,気分よく久しぶりの嵐山釣行を閉めることが出来ました.
本当に場所を譲っていただいた方に感謝.



そんな感じの久しぶりの管釣り釣行でした.
数は26本でしたが,最後を綺麗に〆れたので満足満足.
今年は鱒のコンディションも良く,釣れた魚は小型でも砲弾型の体育会系筋肉質の鱒で,サイズのわりによく引きます.
エリアBでも30cm後半も混じり,数釣りとはいえ気の抜けないバリエーション.
もちろんロリ~な鱒もいます,ええ.

この日は魚の付き場がハッキリしていて,途中苦しい戦いを強いられましたが,それは時間が解決してくれることでしょう.
スタッフIさんの,『今年は最初からガンガン放流して,良く釣れるエリアにしたい』という言葉が頼もしかったです,はい.
今後も休める日は不規則で嵐山釣行が続きそうですし,当分は数釣りで癒されたいと思います.

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この記事へのコメント
お疲れ様でした。

ホント、いい魚が入ってますよね。
オープンの日は、エリアBでマダム、エリアでロリという逆転現象がおきてましたが。
そういえば、プリたろーさんもアレを釣っていたようないなかったような。

ドットコムは関西勢が表彰台独占という、嬉しい結果でした。
決勝戦の審判をしましたけど、放直で4人を審判するのは地獄です。
しかも、1位の機敏さんと2位のうしさんがいる一番釣れてる4人の審判なんて死ねる。
はっきりいって、僕に対するイヤガラセとしか思えないほど釣りまくられました・・・
今回の大会で、審判のウデは相当あげたと思います。
日本でもトップクラスなんじゃないかと(笑
Posted by こた at 2007年10月22日 07:12
>こたさん

お疲れ様です.

>ホント、いい魚が入ってますよね。
去年の魚よりもヒレもきれいでよく引くような気がします.
私もエリアBの方が型が良かったような・・・・.
最後は成熟したマダムをばっかりでしたね~.超熟女.
ギルについては,あの小さな口にアワセを叩き込んだ自分を褒めてやろうと思ってますよ,ええ.

>ドットコムは関西勢が表彰台独占という、嬉しい結果でした。
結果を聞いたときは飲んでたお茶を噴出しました.(笑)
実力的にこういう結果になっても何らおかしくないとはいえ,こうして確かな実力を発揮できるのは凄すぎますね.

>今回の大会で、審判のウデは相当あげたと思います。
日本でもトップクラスなんじゃないかと(笑

私も審判の技量には覚えありですよ!(笑)
何せ去年はずっと一回戦負けで審判ばっかりやってましたからね!
Posted by ゴリ at 2007年10月22日 20:31
いや~、僕はただの会計っすよ団長。
なんか知らん間に勝っちゃった。
Posted by 機敏なデブ at 2007年10月22日 21:40
>機敏さん

ロリ鱒の総本山千早での快挙おめでとうございます!
ドットコムで優勝ッたらそりゃもう,ええ.
知らん間だろうと勝てば官軍ですよ!
Posted by ゴリ at 2007年10月23日 02:00
いいなぁ~。
しかし、インレットでギルとは・・・(汗)
スピードはトラウトが勝るはずなのに。((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
おいしいですね~。(笑)
Posted by J-megaota at 2007年10月24日 21:51
>J-megaotaさん
ヤツと私は切っても切れない運命にあるようです・・・・.
昔は死ぬほど釣りまくったもんなぁ.
Posted by ゴリ at 2007年10月25日 06:07
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