ゴリラの檻まで1マイル

日時：１１月２７日
場所：嵐山FA天気：曇り
風：無風
使用タックル：元祖ゴリ棒＋ルビアス2004
ＨＩＴルアー：プリズムリーフ2.3ｇダークオリーブ
魚種：ニジマス
匹数：６匹
サイズ：２０ｃｍ

本来なら一昨日UPするはずだった２７日の大会記です。

フィッシングトライ主催のナイターペア大会に麦ちゃん（さん）と出場してきました。

結果は２０組中８位。
微妙な順位であることは私が一番知ってます。空気読めてないけど気にしません。


今回も壮絶にまくられてきました。

正直な感想は、「８位になった」というよりはボロ負けしたというところでしょうか。

ただ、今回の大会は「足りないもの」を実感する良い機会になりました。

毎回言ってますが、精進あるのみですね。
それも抽象的にじゃなくて、具体的に。

今日は時系列に沿ってお送りします。
「手抜きや！」という意見は馬耳東風ということで。


１４：３０予想していたより道が空いてたらしく、予定より３０分早く麦ちゃん（さん）と合流。

京都は紅葉シーズン真っ盛りなんですけどね。


１５：００
コンビニ寄ったりして、嵐山FAに到着。
既にトライのスタッフの方が受付を始めていたので、ソッコーで受付を済ます。

今回の大会のレギュレーションは、
「３０分×４クールで、各クール毎に場所を移動。釣り場はT字桟橋で、匹数勝負」
というドットコムの大会みたいなレギュレーションでした。

場所決めのくじを麦ちゃん（さん）と私で「どうぞどうぞ」となすりつ・・・じゃなくて譲り合った結果、先に受付を済ませてた前年度優勝T木さんM谷さんペアの組に。
当然私が引きましたけど何か文句でも？

余談ですが、最終的に同じグループにO山さん機敏さんという鬼with金棒ペアが入ったと知ったときは危うく逃走しそうになりましたね。
念のため言っておきますが、O山さんと機敏さんは二人合わせて鬼with金棒じゃなくて、独りで鬼with金棒なので誤解のないよう宜しくお願いします。

別にね、予選という訳じゃないので同じグループに入ったからどうなる、って訳じゃないんですけどね、私が沈黙してる隣でセルテートがギュルギュル鳴ってるのって結構胃にくるんですよね、ええ。

あと、ゲストとして招待されてるダイワプレッソのTakadaさんとプリズムデザインのプリたろーさんの早掛けエキシビジョンマッチの予想。

この予想には如何なる方面からの圧力も掛かっておらず、厳正な判断の元で予想したと断言しときます。


１５：１５
TakadaさんにダイワのNewモデル「イグジスト」の凄さを教えてもらう。あとプレッソの新製品「PRESSO 50XUL-S SIGHT STYLE」を触らせてもらう。

「すっげーすっげー」を連呼してました、私が。
正直イグジストは清水の舞台から３回飛び降りても購入不可能ですが、">「PRESSO 50XUL-S SIGHT STYLE」には激しく惹かれましたね。

私は普段はオリロマンセーなので、あまり既製品には反応を示さない子なのですが、Takadaさん直々の解説ともあって、今度釣具屋で見かけたときはじっくり手に取ってみようと思います、ええ。

１５：３０
彷徨える仔羊のごとくその辺をウロウロする。
たまにはデジカメを活用するか！ということで写真撮影なんぞをしてみる。



嵐山は紅葉の名所中の名所です。
一粒で二度美味しいってやつですな。






満員御礼の嵐山FAです。
昼から釣りをされてたY川さんにコンディションを聞いてみると、「落ち葉の横の際を通すと、下についてる鱒が喰ってくる」だとか。
何が凄いってその辺りをきっちりパターンとして掴んでるところが凄いですね。





準備中のプリたろーさんとT木さんとM谷さんとY川さん。

「肖像権侵害で訴えるぞ」と地味に脅されてるので先手必勝で謝っておきますごめんなさい。


１６：００
続々と大会出場者の方々が受付に。


ようやく「ああ～大会に出るんだな～」ということを実感しました。遅っ。


１６：３０
大会開始。
トライのスタッフの方によるレギュレーションの確認、グループ分けの後T字桟橋に移動。


１７：００
Takadaさんとプリたろーさんも早掛けエキシビジョンマッチスタート！
速攻で勝負がつくと思ってたけど蓋を開けてみると・・・・



エリアの世界の三角形の頂点を形成するレベルの御二人を以てしても苦戦。

すなわち、エリアの世界の三角形の底辺を形成する私に死ねと言ってるようなもんですよね。

時間は過ぎ、参加者４０人の目がTakadaさんとプリたろーさんに注がれます。
このプレッシャー、私なら１分で胃かいようになれそう。

多分、皆「マジ勘弁してください」って思ってたんだろなぁ・・・・

結果は、トライのスタッフの方が「残り一投で釣れなかったら引き分けということで・・・・」と告げた瞬間プリたろーさんがGet!

流石ですね。
しかし、このコンディション・・・・
早くもお家に帰りたくなってきましたよ！


１７：２０
Takadaさんとプリたろーさんによるナイターの攻め方レクチャー。

チャートやグロー以外に、明かりのある場所ではシルエットで見せるブラックも有効だとか。


１７：４０
選手一同所定の位置について、第１クールスタート。

私はT字桟橋の事務所側で釣り開始。
第1投は前日に張り切って魔法の小瓶αーFlashを塗ったバディ１．２ｇ！
　　
見さらせこの蓄光能力！
鱒よ、この光に群がるが良い！！！！



・・・・いや言ってみただけですから。
そもそもあの二人が苦戦する状況下で私が釣れるはずもありません。

しばらく表層をチェックするも、魚が釣れそうな雰囲気すらありません。
麦ちゃん（さん）も同じような状況らしく、

私：・・・・アタリ、ありますか？
麦ちゃん（さん）：・・・・ない・・・・そっちは？・・・・・
私：・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
麦ちゃん（さん）：・・・・・・・・・・・・・



切ねぇえええええええええええええっ！！！！！

でも実際周りもあんまし釣れてません。
２つ隣のT木さんM谷さんペアは釣れてるみたい・・・・


麦ちゃん（さん）と場所を入れ替わって山側にキャストするも、無反応。
ボウズの三文字が頭をよぎります。焦る。

駄目元でもう一度グローを投げると・・・・来た！来たよ！
フォール中で釣ったというより釣れたというのが正解だけどとにかく来たんやでぇ！

第１クールは1匹で終了。
ボウズを逃れてホッとしました。


１８：２０
第２クールスタート。

今度はT字桟橋の付け根付近。魚のストックは多かった予感。

さっきは表層からカウント８までチェックしたのですが、無反応。

今度はボトムをチェックしていくと・・・・来た！反応来たコレ！

超低速で５～６回ハンドル回してまたボトムに着底、これの繰り返しで、確かに反応があります。


とはいえ、アタリは超微小、苦戦しながらも必死にアワセてなんとか３本キャッチ。

１９：００
第３クールスタート。

ここまでで、０と調子の奮わなかった麦ちゃん（さん）ですが、このステージでようやく本調子に！

アタリを掴みだしたのか、次々と掛けてます！
そう、掛けてはいたのですが・・・・

このクールでは麦ちゃん（さん）と私は息の合ったバラシ劇を演じてしまいました。


私：よし！来た！
麦ちゃん（さん）：マジか！
私：あ・・・ああぁ～・・・・・
麦ちゃん（さん）：お！来た！
私：マジすか！ナイスフォローっすよ！
麦ちゃん（さん）：あ・・・あぁ～・・・・・


そんな夫婦漫才いりまへんがな。


結局私１本麦ちゃん（さん）１本づつ。

バラシ多すぎ。



１９：４０
第４クールスタート。

最後のクールです。
T字桟橋の一番反対側。
隣にO山さん機敏さんペアで釣り開始。

ここまで、O山さんのセルテートの轟音はよく耳にしたのですが、どうも機敏さんは調子が奮わない様子。

「機敏さんでも不調なときとかあるんだなぁ・・・・」っと思ってた私、甘い、コンデスミルク並みに甘すぎました。

「ここシャローエリアで浅いんですよ～」という情報と、その隣にいたT木さんから「水草が結構生えてる」という情報を元に、突然「分かった～！！！！」と何かを掴んで連発しだしました。

1投1釣という訳ではないですが、この渋いコンディション下では正に圧倒的。

これがさっきまで不調だった人の姿でしょうか。
凄まじい勢いでアタリを攫っていく姿、鬼神降臨！

かくいう私は同じ状況下でボロ負け。

多分、パターンは掴んでたんですよ。
「桟橋から２～３ｍの地点でボトムから巻き上げ」、これで合ってた筈。

でも、アタリを全く取れません。
巻き抵抗が軽くなる？重くなる？何らかの変化があっても、全く分かりません。
お手上げ。このアタリの小ささには参りました。

最後の最後に意地で1本取れましたが、もうメッタメタ。
正直、決して越えられない壁を感じました。

私にとっては「はい？」みたいなアタリをかっ攫っていく、見事に差を見せ付けられたまま大会終了。

第４クールは私１、麦ちゃん（さん）１で４クール合わせて８匹でフィニッシュです。


２０：３０
表彰式＆ジャンケン大会


一位は１５匹K田さんペア、二位は１４匹O山さん機敏さんペア、三位は１２匹Y川さんペア！

皆さんおめでとうございます！



他の上位入賞者の方は、T木さんM谷さんペアや、うしさんご夫婦ペアなど、なんだかよく見たことのある人たちばかりでした。流石。


トライが主催してるだけあって、商品も盛り沢山。
じゃんけん大会も「いつ終わるんだろう？」と思うくらい商品てんこ盛りでした。

Y川さんにもらったリンゴ以外は全くお目当てをGet出来てなかった私ですが、最後の目玉商品プレッソルキナ６０４ULを知力・体力・時の運でGet!!!！


試合で負けて勝負に勝ったということにしときましょうか（勝ってません）




はい、そんな感じで、久しぶりの管釣りは実りの多い（色々な意味で）ものになりましたね。

終始献身的に走り回ってくれたトライのスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした！
おかげさまで楽しい時間を過ごすことが出来ました、はい。


私的には、バラシが多いなど今後意識して改善すべき点もいくつか見え、今後につなげていきたいところ。
終わってから麦ちゃん（さん）と車の中で反省会を開いてたのですが、やっぱり「悔しかった」です。

海に魂を売って早２ヶ月半、そろそろこっちに舞い戻ってきましょうか。