ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2005年09月29日

9月23日神戸港釣行記

日時:9月23日
場所:神戸沖提
天気:晴れ
風:強すぎ
使用タックル:デイズ+スコ1000、Newバイオ+ソルト仕様ゴリラスティック
HITルアー:ビーフリーズ78S、マールアミーゴ30g
獲物:タコ、シーバス40cm、チヌ45cm



ソルト仕様のゴリラスティックが完成し、Newバイオを購入したのでその初陣で神戸沖提行って来ました。

目的はシーバス!と言いたいところですが、そこまで己を信ずることが出来ないのであくまでサバ狙いです。

ゴリラスティックを振り回してNewバイオの性能に酔いしれることが出来れば何も言うことはありません。

多くを求めても待っているのはいつも失意と絶望ですしね。


そんな無欲、というよりは枯れた想いが天に通じたのか、今回は釣りの神様が私にちょっとだけ振り向いてくれたようです



さて、今回は久しぶりの単独釣行となります。
電車を乗り継ぎ駅から歩いて渡船乗り場へ。

元々高校時代は単独釣行が多かったのですが、この独りならではの高揚感、悪くないですね単独釣行も。


京都から電車を乗り継いで約1時間30分強。車より早いです多分。

この日は12時の便で行って来ました。
使用するのは前回の釣行でもお世話になった薩摩渡船です。

この渡船乗り場は近くにポイントっつう釣具屋やファミマがあるので中々快適。
ただしここのルアーの品揃えは偏り過ぎな感ありまくり。
せめてビーフリーズくらい置いて欲しいです、ええ。
店員さんはフレンドリーなので釣りの情報をここで仕入れてから行くのも良いかと。

昼食は近くの中卯で牛丼買いました。
海を見ながら喰う牛丼は格別です。美味い、美味すぎる。


船上で喰らう牛丼の美味さに涙してると船はすぐに沖提に到着。

武庫一とまったく同じ長さの堤防なだけあって堤防の上からでは長いほうの先端が見えません。

「うはっ、テクトロするところが一杯ある!」と嬉々として上陸したのはいうまでもありませんね、はい。

この沖提は武庫一と同じ構造をしていて、外洋側は堤高が高く内海は低め、片方の堤防の先端はカーブ上になってます。
武庫一と違う点は、カーブ部分が武庫一とは逆、それに外洋側に上る階段の数が圧倒的に少ないのでご注意を。


さて、牛丼も喰ったことですし、早速準備開始。

デイズ+スコ1000にはジグ、ソルト仕様ゴリラスティック(長いので以下ゴリ棒)+Newバイオには虎の子ビーフリーズを装着完了。

記念すべきゴリ棒の第一投!

この荒れ狂ってない至って穏やかな海に、ゴリ棒+Newバイオの磨ぎたての牙を突き立てる、突き立てるんや!!!!!





・・・・うん、Newバイオ凄く良い。

世界のSHIMANO様がカルディアKIXに奪われたシェアを奪還するために満を持して投入されたこのNewバイオ、良い、凄く良い感じ。

そしてゴリ棒、コイツも良い。
他のシーバスロッド投げたことないけど私は凄く良いものだと思ってます。




この時点でこの日の目的の8割は達成してるわけですが、あとに2割のサバを釣るためにジグを投げます。

ウルフさんの話だと「サバなんて投げりゃ釣れるよ」という勢いですが、武庫一で絶望を味わった私にはどうもすんなり信じることは出来ません。

というかサバの為にひたすらジグを投げ続けるなんて無理過ぎですよね。
そんな暇あったら岸ジギするっつーの。


で、ひたすら岸ジギ。

落として、高速でしゃくってピックアップ。ケーソンの継ぎ目を延々と岸ジギ。

これは実際に魚をキャッチしてるから希望を持ってやることが出来ます。

「ひたすら岸ジギしてるときっと良いことがあるんだ!」っていう汚れを知らない子供のごとく、狂信的にしゃくってたら何か重みが!

「死にさらせ!」と心の中で叫びながら背筋を痛めるほど反り返ってフッキングして巻いてくると、タコでした。




正直微妙。喰ったら凄まじく美味いけど。

「俺タコ釣ったんだぜ!」って自慢してるとかなり痛い子ですが、そこまで非難するほど価値のない獲物ではありません。


何はともあれ初めての獲物、写メしてリリースです。


その後もひたすら岸ジギですが反応がありません。


なので、シーバスの超お手軽メソッド「テクトロ」を行うことに。

余談ですがこのときの私は荷物全部持ちながら移動してたで帰るとき死にそうになりました。
多分置いといても大丈夫なので、良い子の皆さんは道具全部持ったままのテクトロは疲労5割り増しですから止めときましょうね!


岸ジギ終了地点がすでにカーブの先端だったので、とりあえず去年の台風によって決壊して現在工事中で入れない部分にキャスト。

絶妙なポイントにキャスト決まったな~と思ってたら、ゴリ棒にグググッ!と強いアタリが!

明らかに大物の引き、シーバスより重いです。

で、ちょっとやり取りして見えてきた魚影は巨チヌ!

見えてる魚影は明らかにブッコ抜くのは無理過ぎ。
マジッすか、何ですかあのサイズ。

スライム倒して経験値上げようかと思ってたらいきなりバラモスとか来た感じ。

正直借りたタモで眼前のチヌを掬おうとする手は震えまくりです。
無理ないですよね。タモが必要な魚なんてそもそも想定の範囲外ですもん。

タモを貸して頂いた方に激しく感謝です、はい。

チヌ
文句なしのチヌ45cm!

ゴリ棒は最高のスタートを切りました!





思わぬ大物に唖然とする私。
釣り上げてから5分くらい魂抜かれたようにボーっとしてました。

お茶を流し込んで一息ついて、ようやく釣り再開。
押さえ込んでも次第に顔がニヤついてきます。
傍目から見ると死ぬほどウザいですね。


そんでテクトロです。

歩く、歩く、歩く。
歩いて歩いて歩きまくり、ただひたすらシーバスの為に歩きます。
たかが魚の為に延々と歩き続けます。

「釣りって一種の宗教、もしくはキチガイの所業だよな」という邪念が湧きつつも歩きます。
7防の長さは4km、歩いて歩いて歩きまくって気がついたら灯台のある先端部分まで来てしまいました、一度もアタリがないままに。

いやぁ頑張ったなぁ~私と思いつつ、今まで通って来た道を引き返します。

と、そこで!ガツン!と来ましたよ!

「何でさっき通ったとき喰わなかったんだYO!」と軽く突っ込みを入れつつ、ラインを回収します。
サイズは50cmくらい?
でも引きは強烈です。下に向かって走りまくり、ライン出まくりです。

必死にラインを巻き取って水面に浮かんできたら、エラ洗いで激しくジャンプ!
鞭打ちになるんじゃないかと心配になるくらい首振りやがったせいであえなくフックアウト。
さっきとは違う意味で呆然です。
己の魚とのやり取りの下手さが恨めしい。


でもまぁこれで再びスイッチが入りました。
歩を進める足の重さも気になりません。
もう一度シーバスゲットや!って息巻くも現実はそう甘くなく再びアタリも無いまま元の上陸した場所に帰還。

この時点で時計は既に17時。
20時までやろうと思ってましたが、熱の逃げ場のない堤防のせいで既に水分は尽きてます。
水分の切れ目が命の切れ目の私ですから18時の渡船で帰らなきゃ死ぬ、死んでしまいます。

このままではシーバスボウズを喰らってしまう!

残り1時間を岸ジギに託し、一心不乱にしゃくります。

撃って撃って撃ちまくり、拙いテクニックは数でカバー、ひたすらジグを落とし込みまくります。

途中フォール中にアタッた一匹を掛けるものの、隣で落とし込みをしてた方が「よっしゃ、掬ったる!」とこっちに向かってきてくれる途中にフックアウト、さっきのサイズより大きかったのですが・・・・残念。

で、最後の最後で取ったのが投稿した一本。

サイズはイマイチですが締めを飾れたので良しとしましょうか。

一週間前にはサバすら連れずに悶えてた私がこんだけの釣果を上げることが出来たんですからね。
チヌなんてKFT的には恐れ多くて対象魚にすらなりえない存在なんですから。




はい、ゴリ棒の門出としては最高のスタートを切ることが出来たんじゃないでしょうか。

テクトロという今までやったことのない釣りで魚を掛けること出来たし、岸ジギの実力を改めて知れました。岸ジギ最強。

電車で好きなときに来れるこのアクセスの良さ、しばらく神戸港に出没すること間違い無しですね。


組んでて良かったゴリラスティック!






↓煽り変えました。ソルトゴリラに死角なし!

人気blogランキングへ


同じカテゴリー(釣行記)の記事画像
2012年8月19日ボートシーバス釣行記
2012年6月23日大阪湾
2011年7月10日チヌ釣行記
2011年7月9日チヌ釣行記
2011年7月2日チヌ釣行記
2011年6月26日チヌ釣行記
同じカテゴリー(釣行記)の記事
 2012年8月19日ボートシーバス釣行記 (2012-08-19 23:23)
 2012年6月23日大阪湾 (2012-06-25 22:16)
 2012年5月の釣り (2012-06-10 23:08)
 2011年7月10日チヌ釣行記 (2011-07-15 21:00)
 2011年7月9日チヌ釣行記 (2011-07-14 21:00)
 2011年7月2日チヌ釣行記 (2011-07-13 21:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
9月23日神戸港釣行記
    コメント(0)