2006年07月27日
7月26日小浦一文字釣行記
ルキナ+ルビアスにマンティスフックにオキアミ指した極小スプリットリグで拿捕したフグ。
この幼稚園児でも思いつきそうな革命的リグで他にも鯵とかを数匹釣ったあと自分の惨めさにちょっと男泣きしました。
日時:7月26日
場所:小浦一文字
天気:激しく晴れ
風:普通
使用タックル:塩ゴリ棒+05バイオC3000+東レシーバスPE1.5号+フロロリーダー30lb、デイズ62M+カルカッタ200+ファイヤーライン、ルキナ604UL+ルビアス2004+フロロ2lb
HITルアー:ギャロップ30g
魚種:ソーダカツオ
匹数:1
サイズ:30cm
KFTメンバーと共に小浦一文字に出撃してきました。
昨日のブログで、”この時期に2連続で管釣り行ってる去年の私はどうみてもキチガイです~”というくだりがありましたが、正確には”今年の私もキチガイです本当にありがとうございました”、ということでよろしくです。
馬鹿は死ななきゃ直らんってことですな。
さて、今回のターゲットはその激しいファイトでアングラーを魅了する、快速の顔面ファイター『シイラ』!!
私がシイラが堤防から狙えることを知ったのは2年前のこと。
しかし、存在を認知させる巨大なルアー、走り回るシイラを瞬時に押さえ込む頑強なタックル、それらを揃えるには金銭的に難しく、私とKFT先輩のSさんにとってシイラは憧れの存在でした。
しかし!
私のソルト師匠で、大阪湾岸のシーバスを震え上がらせる漢ウルフさんから、シーバスタックルでのワインドで見事にシイラをGETした!とメールしてくれた瞬間から、憧れは現実的目標へ変わったのです。
そして打ち立てられたのがKFT史上最大の作戦『小浦一文字上陸戦』!
作戦目標は当然、高速巡洋艦シイラの撃沈!
これまで数々の悲運に見舞われた我々KFTが、新しく生まれ変わるバースデーなんです!
ここで全軍華々しい戦果を挙げ、過去の黒歴史を払拭するために、KFTメンバーの私ゴリ、同じく長年シイラGETを夢見てきたSさん、『報われない』という言葉が誰よりも馴染むYさん、そして現KFT会長Mの4人で小浦一文字に上陸してきました。
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無理でした。
(画像は現実に絶望し、人であることを捨てた私。)
小浦一文字に上陸するその瞬間まで、ウルフさんの話を聞いていた我々はシイラが回遊しすぎて困るんじゃないだろうかと浅はかな妄想を抱いてました。
しかし、『歴史は繰り返す』という格言の通り、またもや自然の大いなる営みに翻弄され、非情なまでの現実という壁の前に轟沈。
我々がシイラの楽園と期待して上陸した小浦一文字、しかしそこはソーダガツオの楽園だったのですっっっ!!!
この日1日で、シイラを見かけた回数はわずか1回。
私の熱意が天をも焦がさんまでにも燃え上がっていようとも、そこにシイラがいない限り勝負は始まりません。
相手がいなければ恋愛は成立すはずもなし。
信じて投げ続けたマナティーは、一度も魚に触れることはありませんでした。
餌師の竿は引っ切り無しに曲がってました。
カゴ釣りで正に一投一釣の爆釣劇。
餌師のYさんと、釣れない釣りを諦める早さには定評があるSさんはソーダガツオを弄んでそこそこ楽しんでました。
一方、健気なMと必死な私は力の続く限りロッドをしゃくってたのですが、見事に撃沈。
Mがワインドで、私がジグでそれぞれカツオを一本釣っただけでした。
『カツオ釣れたなら良いじゃん!』と思う方もいらっしゃると思いますが、ソーダガツオは血の気が多すぎてサバより扱いの低い魚。
100均の包丁を極限まで研ぎ、シイラが釣れたらその場でさばく!と宣言していた変態Sさんが試しにカツオをさばいたのですが、血合いが全身に回ってる凄い体でした。
試しに食べて見たけど血生臭くて凄かったです。
AM4:00
小浦一文字上陸。
久々の快晴ということもあって、ルアー、エサ釣り共に人は多かったです。
準備を終えて朝日を前に意気揚々とキャストするM。
トレードマークの眼鏡に反射する光が眩しいです。
この後カツオをワインドで釣り上げたM。
ここが彼のピークでした。
AM6:00
釣り開始からYさんが凄い勢いで鯵を釣り続けているので、私もルキナとルビアスのタックルにフックと極小ガン玉をセットしたスプリットリグで鯵GET。
5匹くらい釣ったところで、メーターオーバーのシイラを夢見ていた自分を思い出して悲しくなりました。
AM7:00
まだまだ元気なKFTメンバー。
Sさんの投げる自作巨大ミノーの動きはエロきもかったです。
Yさんは相変わらず凄い勢いで小物を釣り上げてました。
AM8:00
この日の最高気温は32度。
ここのところ雨続きでしたが、久しぶりの快晴で容赦なく日光が照りつけます。
夏の沖提、水分ないとマジ死ねますね。
この日私が持ち込んだ水分は5リットル。
結局3リットルしか消費しませんでしたけど。
AM8:30
暑さにダウンのYさんと、『ワインド?知るかボケ!』とカゴ釣りにいそしむSさん。
何やかんやでカツオの引きを堪能していたこの二人は満足そうでした。
AM8:45
本日一番のサプライズ。
Sさんの釣ったカツオに鮫が喰らいつき、見るも無残な姿に。
1mくらいのシュモクザメが悠々と私たちの前で泳いでいきました。
堤防で鮫に出くわすなんて、さすが和歌山ですね。
すぐ近くには海水浴場もあるのですが・・・・・・・・・・
あなおそろしや。
AM9:30
隣でカツオをポカスカ釣られてるけど頑張るM。
その努力がいくつか報われる日が来る・・・・・・・・・・・かもしれないし来ないかもしれない。
この辺りから、常連さんは見切りをつけて帰りだし、11時の船で私たちも撤収を決めました。
聞いたところ、他の魚が大量に回ってる日は昼から粘っても望みは薄いとか。
AM10:45
『もっと風を!もっと涼を!』と叫ぶ私と扇ぐ先輩二人。
なんつーか、私の写真ってこんなんばっかです。
AM11:30
帰港しました。
沖一文字から港までは大体10分くらい。
この距離であれだけ色々と魚が回ってくるのですから、本当に和歌山は雄大。
この日は先日の雨の濁りが入っていましたが、普段は綺麗な海だそうです。
おまけ
帰りに寄った「海の里」みちしおの湯。
今回利用した照ちゃん渡船の船着場からも近く、汗だくで疲れた体を癒すには最高のお湯でした。
値段も500円と良心的なので、皆さんも小浦一文字に行った際にはお薦めです。
という訳で、KFT史上最大の作戦は見事に失敗に終わりました。
シイラが全くと言って良いほど回遊しない切ない状況でしたが、久しぶりの釣り、久しぶりの和歌山、釣果は挙げられなかったですが楽しかったので良しとしましょう。
普段からクーラーの利いた部屋で黙々と勉強してる不健康な私には、生命感溢れる和歌山の海と照りつける太陽は良い刺激になりました。
今回は失敗に終わりましたが、次回こそは必ずやシイラを釣り上げ、沖提でヤリィイイイイイイイイイイッッッ!!!と叫んでくることにしましょうか。
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無理でした。
(画像は現実に絶望し、人であることを捨てた私。)
小浦一文字に上陸するその瞬間まで、ウルフさんの話を聞いていた我々はシイラが回遊しすぎて困るんじゃないだろうかと浅はかな妄想を抱いてました。
しかし、『歴史は繰り返す』という格言の通り、またもや自然の大いなる営みに翻弄され、非情なまでの現実という壁の前に轟沈。
我々がシイラの楽園と期待して上陸した小浦一文字、しかしそこはソーダガツオの楽園だったのですっっっ!!!
この日1日で、シイラを見かけた回数はわずか1回。
私の熱意が天をも焦がさんまでにも燃え上がっていようとも、そこにシイラがいない限り勝負は始まりません。
相手がいなければ恋愛は成立すはずもなし。
信じて投げ続けたマナティーは、一度も魚に触れることはありませんでした。
餌師の竿は引っ切り無しに曲がってました。
カゴ釣りで正に一投一釣の爆釣劇。
餌師のYさんと、釣れない釣りを諦める早さには定評があるSさんはソーダガツオを弄んでそこそこ楽しんでました。
一方、健気なMと必死な私は力の続く限りロッドをしゃくってたのですが、見事に撃沈。
Mがワインドで、私がジグでそれぞれカツオを一本釣っただけでした。
『カツオ釣れたなら良いじゃん!』と思う方もいらっしゃると思いますが、ソーダガツオは血の気が多すぎてサバより扱いの低い魚。
100均の包丁を極限まで研ぎ、シイラが釣れたらその場でさばく!と宣言していた変態Sさんが試しにカツオをさばいたのですが、血合いが全身に回ってる凄い体でした。
試しに食べて見たけど血生臭くて凄かったです。
AM4:00
小浦一文字上陸。
久々の快晴ということもあって、ルアー、エサ釣り共に人は多かったです。
準備を終えて朝日を前に意気揚々とキャストするM。
トレードマークの眼鏡に反射する光が眩しいです。
この後カツオをワインドで釣り上げたM。
ここが彼のピークでした。
AM6:00
釣り開始からYさんが凄い勢いで鯵を釣り続けているので、私もルキナとルビアスのタックルにフックと極小ガン玉をセットしたスプリットリグで鯵GET。
5匹くらい釣ったところで、メーターオーバーのシイラを夢見ていた自分を思い出して悲しくなりました。
AM7:00
まだまだ元気なKFTメンバー。
Sさんの投げる自作巨大ミノーの動きはエロきもかったです。
Yさんは相変わらず凄い勢いで小物を釣り上げてました。
AM8:00
この日の最高気温は32度。
ここのところ雨続きでしたが、久しぶりの快晴で容赦なく日光が照りつけます。
夏の沖提、水分ないとマジ死ねますね。
この日私が持ち込んだ水分は5リットル。
結局3リットルしか消費しませんでしたけど。
AM8:30
暑さにダウンのYさんと、『ワインド?知るかボケ!』とカゴ釣りにいそしむSさん。
何やかんやでカツオの引きを堪能していたこの二人は満足そうでした。
AM8:45
本日一番のサプライズ。
Sさんの釣ったカツオに鮫が喰らいつき、見るも無残な姿に。
1mくらいのシュモクザメが悠々と私たちの前で泳いでいきました。
堤防で鮫に出くわすなんて、さすが和歌山ですね。
すぐ近くには海水浴場もあるのですが・・・・・・・・・・
あなおそろしや。
AM9:30
隣でカツオをポカスカ釣られてるけど頑張るM。
その努力がいくつか報われる日が来る・・・・・・・・・・・かもしれないし来ないかもしれない。
この辺りから、常連さんは見切りをつけて帰りだし、11時の船で私たちも撤収を決めました。
聞いたところ、他の魚が大量に回ってる日は昼から粘っても望みは薄いとか。
AM10:45
『もっと風を!もっと涼を!』と叫ぶ私と扇ぐ先輩二人。
なんつーか、私の写真ってこんなんばっかです。
AM11:30
帰港しました。
沖一文字から港までは大体10分くらい。
この距離であれだけ色々と魚が回ってくるのですから、本当に和歌山は雄大。
この日は先日の雨の濁りが入っていましたが、普段は綺麗な海だそうです。
おまけ
帰りに寄った「海の里」みちしおの湯。
今回利用した照ちゃん渡船の船着場からも近く、汗だくで疲れた体を癒すには最高のお湯でした。
値段も500円と良心的なので、皆さんも小浦一文字に行った際にはお薦めです。
という訳で、KFT史上最大の作戦は見事に失敗に終わりました。
シイラが全くと言って良いほど回遊しない切ない状況でしたが、久しぶりの釣り、久しぶりの和歌山、釣果は挙げられなかったですが楽しかったので良しとしましょう。
普段からクーラーの利いた部屋で黙々と勉強してる不健康な私には、生命感溢れる和歌山の海と照りつける太陽は良い刺激になりました。
今回は失敗に終わりましたが、次回こそは必ずやシイラを釣り上げ、沖提でヤリィイイイイイイイイイイッッッ!!!と叫んでくることにしましょうか。
Posted by ゴリ at 12:53│Comments(8)
│釣行記
この記事へのコメント
朝6時の良い時間帯に鯵なんぞ、釣ってっから、んな目にあうんだな
Posted by うしさん at 2006年07月27日 19:01
『おぉ…勇者ゴリよ。鯵に浮気するとは何事じゃ!』
ソルトルアーマガジンのP44にゴリ発見!
ソルトルアーマガジンのP44にゴリ発見!
Posted by ウルフ at 2006年07月27日 21:30
釣りに行けてて羨ましい・・・・・
Posted by 小松菜 at 2006年07月27日 22:05
ゴリは和歌山でもゴリやね~~!!
Posted by TATU at 2006年07月27日 22:39
>うしさん
10cmの鯵を釣って、とてもむなしくなりました。
この時点で私は負け犬なのでしょうか・・・・・
10cmの鯵を釣って、とてもむなしくなりました。
この時点で私は負け犬なのでしょうか・・・・・
Posted by ゴリ at 2006年07月27日 23:03
>ウルフさん
心に潤いが無かったんですよ!
『ウルフさんが爆釣した!』というエサでKFTを釣り出すのはもう限界かもしれません。
武庫一、加古一、小浦と、私の命は最早風前の灯です。
>ソルトルアーマガジンのP44にゴリ発見!
豆粒みたいなのが写ってますね~。
まるでゴミのようだ!
心に潤いが無かったんですよ!
『ウルフさんが爆釣した!』というエサでKFTを釣り出すのはもう限界かもしれません。
武庫一、加古一、小浦と、私の命は最早風前の灯です。
>ソルトルアーマガジンのP44にゴリ発見!
豆粒みたいなのが写ってますね~。
まるでゴミのようだ!
Posted by ゴリ at 2006年07月27日 23:08
>小松菜さん
お疲れ様です。
私もこの日のために睡眠時間削って勉強頑張りました。
なのに、なのに、ソーダガツオが・・・・・・
院試が終わったらそちらに遊びに行かせてもらいます!
お疲れ様です。
私もこの日のために睡眠時間削って勉強頑張りました。
なのに、なのに、ソーダガツオが・・・・・・
院試が終わったらそちらに遊びに行かせてもらいます!
Posted by ゴリ at 2006年07月27日 23:11
>TATUさん
KFTの釣行は低い方で抜群の安定感を誇りますね。
いつでも自分を見失わない私たちの未来は、真っ暗です・・・・・・・・・
KFTの釣行は低い方で抜群の安定感を誇りますね。
いつでも自分を見失わない私たちの未来は、真っ暗です・・・・・・・・・
Posted by ゴリ at 2006年07月27日 23:16
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