2006年03月13日
らーめん:大蔵
紹介頻度と新規開拓のバランスが著しく偏ってるB級グルメ漫遊記のお時間がやってまいりました。
ぶっちゃけもっと頻度を上げないと紹介したいお店が溜まりまくりで、お蔵入りの雰囲気がムンムン漂ってます。
本日ご紹介するのは京都らーめん最激戦区一乗寺に新しく店を構えた『大蔵』。
この店には以前『小昼』というお店があったのですが、残念ながら閉店してしまいました。
『小昼』は昔所属していたサークルの先輩一押しのお店で、さっぱりとしたタンメンと味のある親父さんに会いたくて私も一時期足しげく通ってました。
そんな思い入れのある場所に出店した『大蔵』。
オープンのサービスでラーメンが半額で、物は試しということで出撃してきました。
住所:東大路通北大路200m上ル西側
TEL:075-702-6006
営業時間:11:00~翌朝3:00
定休日:なし
京都のらーめん情報はココ!
京都は寺社仏閣など古都の街としても有名ですが、同時に、様々なラーメン屋が凌ぎを削ることでラーメンヲタに知られている地でもあります。
私も実家の奈良の片田舎に住んでいるときは、ラーメンとはインスタント食品のことを指しており、一時期を除いてほとんど店でラーメンを食べることなんてありませんでした。
しかし、京都に下宿に来て環境が激変。
コンビニまで自転車で山を1つ越え、中学も電車で通ってた私も、自転車のみで京都市内を縦横無尽に駆け巡り、深夜にコンビニに立ち読みに行ったりグダグダになるまで酒を飲む自堕落大学生に成り果ててしまいました。
京都に来て1年が経った頃には京都ラーメンに魅せられた塩分取り過ぎ高血圧ラヲタが一丁上がり。
大体週2、3くらいのペースで食べ歩いてましたが、それでも、まだまだ行ったことのない店が山ほどあります。
奥深し京都ラーメン道、私もまだまだ山を登り始めたばかり。
高血圧の足音に怯えながらもラーメン屋に通う毎日でございます、ええ。
そして、一乗寺はそのラーメン屋が凌ぎを削る京都の中でも最激戦区。
行列をなす超有名店が日夜凌ぎを削る超ラーメン屋密集地帯です。
参考1
参考2
参考3
以前ご紹介した高安も亜喜英も一乗寺に店を構えており、実力無き店は淘汰されるまさに戦国地帯です、はい。
そんな激戦地区に新しくお店を出した『大蔵』は中々の実力派。
割引に引かれて行ったのですがラーメンも美味しくて超お得でした。
ラーメンは魚介系らーめんとしょうゆらーめんとこってりらーめんの3種類。
魚介系らーめんとしょうゆらーめんを食してきました。
魚介系らーめん650円也。
魚介系らーめんと名を打ってるものの、比較的魚介スープの味は控え目で、結構こってりしたらーめん。
魚介系のイメージから、もっとあっさりしたらーめんかな~と予想していただけに結構不意打ちでした。
上にのってる具はワカメ、もやし、白髪ねぎ、刻みねぎ、針唐辛子に薄いチャーシュー3枚ほど。
もやしのひげは取っておいてもらいたいですが、多彩な具は嬉しいですね。
麺は気持ち細めの中麺でした。
セットメニューのチャーシュー丼。
薄めのあっさりとしたチャーシューに辛タレと卵の黄身が絡んで美味いです。
小さめのお茶碗に盛られてるんで、ラーメンが来る前に瞬極殺でした。
ホロホロになるまで煮られた厚めのチャーシューも良いですが、あっさりとした薄めのチャーシューも肉の味わいがあって美味いです。
チャーシュー万歳。
しょうゆらーめん600円也。
背脂がちらされた京都によくあるタイプのらーめん。
「豚骨あっさりしょうゆ背脂のせ」は俗にいう京都らーめんの典型的なタイプなのですが、『大蔵』のしょうゆらーめんはかなり美味かったです。
今まで食べた京都らーめんで記憶に残ってるのは何と言っても、京都らーめんのチェーン店では最も名高い『第一旭』の京都駅前本店なのですが、それに迫る勢い!
正直このしょうゆらーめんを食べなかったら、スルーしてしまうところでした。
すっきりとしたキレ味のあるスープ、美味かった!
麺は魚介系らーめんより固めで、スープにも良く馴染んでいて、やっぱりこのあっさりとしたしょうゆにはあっさりとしたチャーシューが合うことを再確認。
二度足を運んで大正解でした!
はい、という訳で、ラーメン激戦区一乗寺に新しく店を出した『大蔵』は、他の既存の有名店に比べても遜色ない実力派でした。
店内も昔のボロかった『小昼』の内装から一新されてかなり綺麗な店構えになっています。
これでまた一乗寺にラーメン食べに行ったときの選択肢が1つ増えました。
その日にどこのラーメンを食べるか、頭を悩ます機会が増えそうですね。
Posted by ゴリ at 22:10│Comments(0)
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