2012年09月08日
タイ遠征その1 旅行準備
浮かれた勢いで、釣行を決めたのが8月上旬。
休みを取ったのは8月下旬。
準備の時間はほとんどありません。
頼りになるのはバイブル怪魚マガジンだけ。
とりあえず、ということで地球の歩き方バンコク編だけは購入。
でもまぁ目的地はタイ。それも日本国内より情報が多いバンコクです。
地球の歩き方に載っていない辺境国コレクターの私ですから、行くだけなら、まぁ何とかなるでしょう。
しかし、現地でどうやって釣りするかっては大問題。
大まかな選択肢は以下の3つ。
―専門旅行社のツアーに参加する
―現地のガイドを申し込む
―独力でやる
私自身、今回の遠征が初めてですので、偉そうな講釈は述べられませんが、
専門旅行社→対象国の情報量がない、何を企画して良いのか分からない、安定した釣果を得たい
現地ガイド→ある程度情報があり、魚種・対象地域を絞っている、英語やり取りはあんまり気にしない、費用を抑えたい、安定した釣果を得たい
―独力でやる→時間がある、何でもやれる
ってくらいのイメージです。
まー、現実的には、専門旅行社か現地ガイドに頼むことになるんでしょうね。
学生時代のバングラ調査で身に染みましたが、頼りになるコーディネーターがいなければ、ボートを借りて、目的地に向かうのも一苦労です。
そんなプロセスこそが後々の思い出になるのも確かですが、時間的に余裕がないと中々難しいのが本音。
それに、日本であっても、初場所に、何の情報もなく行けば、返り討ちに遭うことは容易に想像が尽きます。
私もこれまでの釣り人人生で、己の身の程を知っていますので、大人しくガイドに依頼することにしました。
この方針さえ決まれば、後はフライト・ホテルを手配するだけ。
フライト・ホテルの手配はJTB、HISなどの旅行社に頼むのが手っ取り早いです。
場合によっては旅行社のほうが自分で手配するより格安。
バンコクまでの航空券サーチャージ込+ホテルが4日間で5万円切るって冗談ですよね、ええ。
ちなみに、私はマイルっぽいものが有り余ってるんで航空券はタダです。生きててすみません。
ホテルについてですが、初めての国では案外、見当をつけるのは難しいです。
今回はあんまり時間もなかったので、昔、トランジットの際に泊まったホテル近辺で、Agodaの評判を見ながら中級ホテルを予約。
ホテルが決まったのは出発前日でした。あぶねーあぶねー。
ホテル近くには、歓楽街のゴーゴーバーNANA Plazaがあり、朝ごはんを食べていると朝帰りのおねーちゃんからハーイと声を掛けられてと、まぁまぁ面白いところでした。
日中しこたま釣りしてると、夜は体バキバキ疲労困憊なんで、そんな魅惑ゾーンでチャンネェと遊んでる余裕は皆無でしたけど・・・。
そんな感じの旅行手配です。
東南アジアなら、北海道か沖縄と変わらない感覚で行けるので、ほとんどノープラン。
旅の準備も楽しみの一つですので、私のように土壇場ではなく、半年くらい掛けて、じっくりプランを練るのが良いかと思われます、はい。
休みを取ったのは8月下旬。
準備の時間はほとんどありません。
頼りになるのはバイブル怪魚マガジンだけ。
とりあえず、ということで地球の歩き方バンコク編だけは購入。
でもまぁ目的地はタイ。それも日本国内より情報が多いバンコクです。
地球の歩き方に載っていない辺境国コレクターの私ですから、行くだけなら、まぁ何とかなるでしょう。
しかし、現地でどうやって釣りするかっては大問題。
大まかな選択肢は以下の3つ。
―専門旅行社のツアーに参加する
―現地のガイドを申し込む
―独力でやる
私自身、今回の遠征が初めてですので、偉そうな講釈は述べられませんが、
専門旅行社→対象国の情報量がない、何を企画して良いのか分からない、安定した釣果を得たい
現地ガイド→ある程度情報があり、魚種・対象地域を絞っている、英語やり取りはあんまり気にしない、費用を抑えたい、安定した釣果を得たい
―独力でやる→時間がある、何でもやれる
ってくらいのイメージです。
まー、現実的には、専門旅行社か現地ガイドに頼むことになるんでしょうね。
学生時代のバングラ調査で身に染みましたが、頼りになるコーディネーターがいなければ、ボートを借りて、目的地に向かうのも一苦労です。
そんなプロセスこそが後々の思い出になるのも確かですが、時間的に余裕がないと中々難しいのが本音。
それに、日本であっても、初場所に、何の情報もなく行けば、返り討ちに遭うことは容易に想像が尽きます。
私もこれまでの釣り人人生で、己の身の程を知っていますので、大人しくガイドに依頼することにしました。
この方針さえ決まれば、後はフライト・ホテルを手配するだけ。
フライト・ホテルの手配はJTB、HISなどの旅行社に頼むのが手っ取り早いです。
場合によっては旅行社のほうが自分で手配するより格安。
バンコクまでの航空券サーチャージ込+ホテルが4日間で5万円切るって冗談ですよね、ええ。
ちなみに、私はマイルっぽいものが有り余ってるんで航空券はタダです。生きててすみません。
ホテルについてですが、初めての国では案外、見当をつけるのは難しいです。
今回はあんまり時間もなかったので、昔、トランジットの際に泊まったホテル近辺で、Agodaの評判を見ながら中級ホテルを予約。
ホテルが決まったのは出発前日でした。あぶねーあぶねー。
ホテル近くには、歓楽街のゴーゴーバーNANA Plazaがあり、朝ごはんを食べていると朝帰りのおねーちゃんからハーイと声を掛けられてと、まぁまぁ面白いところでした。
日中しこたま釣りしてると、夜は体バキバキ疲労困憊なんで、そんな魅惑ゾーンでチャンネェと遊んでる余裕は皆無でしたけど・・・。
そんな感じの旅行手配です。
東南アジアなら、北海道か沖縄と変わらない感覚で行けるので、ほとんどノープラン。
旅の準備も楽しみの一つですので、私のように土壇場ではなく、半年くらい掛けて、じっくりプランを練るのが良いかと思われます、はい。
2012年09月08日
タイ遠征その0 はじめに
「海外で釣り」というのは釣り人なら誰もが持っている憧れではないでしょうか。
開高健という巨匠をはじめとして,最近では武石氏,小塚氏など,海外のフィールドで未知の巨魚・怪魚を相手に活躍する釣り人も増えてきました。
海を超えてリアルタイムで情報のやりとりが可能になった今日この頃。
オーパという熱病が発信されたあの頃より,「海外」という言葉はずっと身近になったと思います。
で,当然ながら「海外で釣り」という言葉に憧れを持っていた私です。
当ブログでも度々言っていたように,国際事業部という部署柄,いつか海外で釣りができる機会があるだろうと思っていました。
でも,社会人になって4年目,「新人」というラベルが外れ,業務が増えて,あっという間に日々が経過していきます。
1年前の今頃が,懐かしくもあり,遠い昔のように思えるってことは,密度の濃い充実した日々を送っているのでしょう。
仕事については,いつだって全力で取り組んでいます。
面白いし,やりがいもあります。日々の生活にこれと言った不満はありません。
しかしです。
自分の中で,何かが燻ってはいないかと,いや,始まってすらいないことがあるんじゃないかと,ふとした時に思うのです。
海外で釣りしたいという憧れが,自分の中のどっかに引っ掛かったまま置き去りにされているんじゃないかと思うんですよ。
学生前半は時間はあったけど,お金がありませんでした。
学生後半は時間もお金もありませんでした。
社会人になって,お金は貯まったけど,時間がなくなりました。
しかし,しかし,本当はただそれを言い訳にしていただけじゃないかと,何も動かなかっただけじゃないか?と,後悔の念が頭をよぎるのです。
人生は短いです。今年の初め,それを思い知りました。
「いつか」という言葉にはいつも諦めと慰めが混じります。
「海外で仕事してるし,いつか機会があれば釣りもしたいですね」なんてほざいても,「いつか」はいつまで経っても来ないのです。
ましてや私は独り身で,時間と資金を自分の裁量で仕切れる最後の機会。
多分それは海外遠征に,いや,釣りに限った話ではありません。
自分が,憧れに思ったことを,格好良いと感じたことを,ただ,何となく流れる日々の中に埋もれさせて良いのか?ということなんです。
自分がなりたかった自分はこんなもんなのかと,全力で生きるというのが,本当にこんなもんなのかと,自分に問答するんですよ。
「出来る・出来ない」の二択に意味はありません。
「動く・動かない」の二択しかないんですよ,いつだって!
「いつか」じゃなく,今,動き出さなきゃ,また,とりとめもなく流れる明日が続くだけ。
そんな思いを抱き始めた矢先に,ぽっかりとスケジュールが空いた8月下旬。
1週間,そんなに休みを取れるか?なんて悩みは,取った後に考えましょう。
いつだって動き出しが遅く,踏み切る度胸を持たない私ですが,重い重い腰を上げて,自分の中に引っ掛かっていた何かを取り戻しに行こうと思ったのです。
行先はタイ。ボリヲタ上等,とりあえず行ってみて,考えることにします
『氷が動き出した,独楽が回り始めた。』
そうなんだ!
私は、この言葉を,ずっとずっと言いたかったんですよ!ええ!
開高健という巨匠をはじめとして,最近では武石氏,小塚氏など,海外のフィールドで未知の巨魚・怪魚を相手に活躍する釣り人も増えてきました。
海を超えてリアルタイムで情報のやりとりが可能になった今日この頃。
オーパという熱病が発信されたあの頃より,「海外」という言葉はずっと身近になったと思います。
で,当然ながら「海外で釣り」という言葉に憧れを持っていた私です。
当ブログでも度々言っていたように,国際事業部という部署柄,いつか海外で釣りができる機会があるだろうと思っていました。
でも,社会人になって4年目,「新人」というラベルが外れ,業務が増えて,あっという間に日々が経過していきます。
1年前の今頃が,懐かしくもあり,遠い昔のように思えるってことは,密度の濃い充実した日々を送っているのでしょう。
仕事については,いつだって全力で取り組んでいます。
面白いし,やりがいもあります。日々の生活にこれと言った不満はありません。
しかしです。
自分の中で,何かが燻ってはいないかと,いや,始まってすらいないことがあるんじゃないかと,ふとした時に思うのです。
海外で釣りしたいという憧れが,自分の中のどっかに引っ掛かったまま置き去りにされているんじゃないかと思うんですよ。
学生前半は時間はあったけど,お金がありませんでした。
学生後半は時間もお金もありませんでした。
社会人になって,お金は貯まったけど,時間がなくなりました。
しかし,しかし,本当はただそれを言い訳にしていただけじゃないかと,何も動かなかっただけじゃないか?と,後悔の念が頭をよぎるのです。
人生は短いです。今年の初め,それを思い知りました。
「いつか」という言葉にはいつも諦めと慰めが混じります。
「海外で仕事してるし,いつか機会があれば釣りもしたいですね」なんてほざいても,「いつか」はいつまで経っても来ないのです。
ましてや私は独り身で,時間と資金を自分の裁量で仕切れる最後の機会。
多分それは海外遠征に,いや,釣りに限った話ではありません。
自分が,憧れに思ったことを,格好良いと感じたことを,ただ,何となく流れる日々の中に埋もれさせて良いのか?ということなんです。
自分がなりたかった自分はこんなもんなのかと,全力で生きるというのが,本当にこんなもんなのかと,自分に問答するんですよ。
「出来る・出来ない」の二択に意味はありません。
「動く・動かない」の二択しかないんですよ,いつだって!
「いつか」じゃなく,今,動き出さなきゃ,また,とりとめもなく流れる明日が続くだけ。
そんな思いを抱き始めた矢先に,ぽっかりとスケジュールが空いた8月下旬。
1週間,そんなに休みを取れるか?なんて悩みは,取った後に考えましょう。
いつだって動き出しが遅く,踏み切る度胸を持たない私ですが,重い重い腰を上げて,自分の中に引っ掛かっていた何かを取り戻しに行こうと思ったのです。
行先はタイ。ボリヲタ上等,とりあえず行ってみて,考えることにします
『氷が動き出した,独楽が回り始めた。』
そうなんだ!
私は、この言葉を,ずっとずっと言いたかったんですよ!ええ!
2012年09月02日
旅の終わり
本日の朝、全日程を終えて無事帰国しました。
写真は後半戦のカオレムダムのチャド―(雷魚)。
天然のフィールドで、まぁまぁのサイズはこの1匹だけ。
でも嬉しかった。雄叫び上げました。
今回釣れなかった20LBの鬼チャド―は、次回仕留めることにします。
行くぜ遠征、行くぜ海外。まだまだ円は閉じてないのです、ええ。
写真は後半戦のカオレムダムのチャド―(雷魚)。
天然のフィールドで、まぁまぁのサイズはこの1匹だけ。
でも嬉しかった。雄叫び上げました。
今回釣れなかった20LBの鬼チャド―は、次回仕留めることにします。
行くぜ遠征、行くぜ海外。まだまだ円は閉じてないのです、ええ。