ベイト改革進行中?

ゴリ

2007年02月15日 22:38

最近、スピニング一辺倒のシーンに一石を投じる運動が、関西の管釣り界の水面下で着々と進んでいるそうです。

日に日に繊細化するエリアフィッシングは軽量ルアーに絹糸のような細いラインと、リールは必然的にスピニングが選択されています。
エリア専用のベイトも各社から発売されているものの、現状の管釣り界ではまだまだマイノリティ。
特に、ベイトでスプーンを使ってる人はほとんど見かけません。

そんな管釣りベイト事情の中、去年から関西のとある管理釣り場のHPの新着情報に、黄金色に輝くカルコン50を携えたある御方の写真が頻繁にUPされるようになりました。
そこは人造湖で最深部は水深12m、カウントを刻むこと50を超える難攻不落の砦と名高いエリア。
遠投に正確なタナ取り、と確かな技術がモノを言うそのエリアで、『スプーン主体のベイトフィッシング改革』は静かに始まったそうです。

その計画は着々と進行し勢力を広げているようで、昨日の当ブログのエントリーでこんなコメントがつきました。

ベイトタックルは 何時頃 購入予定ですか?
Posted by 麦ちゃ○ at 2007年02月15日 00:02


注:プライバシー保護のため一部伏字にしています。
保護されていないように見えるのは貴方の心が濁っているからです。


このコメントを残してくれた方は、『燃え尽きた』という言葉を残して表舞台から身を引いた、去年私が各地の大会にご一緒させてもらった元京都随一のメンターのあのお方。
そんな麦ちゃ○(さん)、ベイトタックル購入しちゃったそうです。
更に、某HP管理人TAT○さんも、『段々外堀が埋められてるわ~。』と意味深な言葉を発していました。

ううむ、随分と局地的ですが、『スプーン主体のベイト改革』は確実に進行している模様。

しかし、去年までスピニング一辺倒、というかベイトを使ったことがない麦ちゃん(さ○)にベイト購入を決心させ、そして今またTATUさ○の心まで揺るがす、『スプーン主体のベイト改革』の仕掛け人とは一体?


いや、TATUさんのHPの読者にはバレバレですし、昔から当ブログを見ている方にはお馴染みのなごみキングこと閣下が仕掛け人なんですけど。

閣下は関西管釣り界では数々の伝説の持ち主で、8ftという規格外のなごみロッドを広めた張本人。
こんないかしたグリップの持ち主でもあります。
その影響力の大きさは冗談抜きに凄まじいです。
嘘だと思う方は休日になごみ本湖に行ってみてください。
ありえん長さのロッドがゴロゴロしてます。
私の7.6ftも閣下のロッドに触発されて組みましたし。

今回の『スプーン主体のベイト改革』の発端は閣下ということで、閣下一門の麦ちゃん(さん)も購入に踏み切った?模様。
『閣下』という体制側の身分で保守的な立場にありながら、改革を断行するその意欲が素敵すぎます。



そんな訳で、現在関西管釣り界では密かに『スプーン主体のベイト改革』が進行中だそうです。
ベイトのメリットはTATUさんの釣り紀行の1月29日を熟読あれ。超素敵。
他人に薦めつつも、『メリットなんてない!』と言い切れるのは日本全国で閣下だけです。マジで。

まぁ、値段が値段ですので私のような金欠には中々踏み切れるものではありません。
でも、『楽しむ』ってことに主眼をおいたスタンスってのは、管釣りでも今後もっとハッキリした流れになってくると個人的には思います。
初心者の方々じゃなくて、むしろかなりやり込んでいる方々の中で。
私の予想では時代を激しく先取りしていると思うのですが、『スプーン主体のベイト改革』の今後は如何に?

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