ゴリラの檻まで1マイル

じゃんけん大会で奪取したRockなドリンクホルダー？です。
ワレットやTシャツや、限定カラーのルアー全てを無視してまっしぐら。
研究室の先輩の『うわぁ・・・・・・・。』という反応ごときには動じません。


日時：１１月５日
場所：フィッシングサンクチュアリ
天気：晴れ
風：ほぼ無風
使用タックル：プレッソルキナ６０４ＵＬ＋カルディアKIX2004＋ニュートラウティストエリア３ｌｂ
魚種：ニジマス
匹数：１５匹くらい
サイズ：２０～３０ｃｍ

サンクチュアリ・チャンピオンシップ・トーナメントに出場してきました。
結果は一回戦でサンクの常連かつ全国を走り回るトーナメンターFさんと当たって玉砕。
言い訳するのが馬鹿らしくなる位見事に負けました。南無三。

本大会は今年創設された第二ポンドで行われる本格的なエリアの大会で、これからもシリーズ戦で何戦か開催されるそうです。

サンクのスタッフの方々の真摯な姿勢がそのまま大会にも表れていて、”管釣りの大会”を楽しめるよく練られた大会でした。
次の大会はアイビーラインとのコラボで、１月７日開催。
放流あり、渋い時間あり、戦略戦術あり、そして運の要素もありの管釣りの要素が詰まった大会ですので、これまで大会に参加したこと無い方にもオススメです。

大会進行は
１回戦はくじでA,B組の1～24番に別れて1番 VS 2番、3番 VS 4番と、２５分×２で一対一のタイマンの総匹数勝負。
A組が釣りをしているときはB組が審判で、B組が釣りをしているときはA組が審判の選手が審判も務める形式です。
２回戦は１回戦を勝ち上がった者同士でもう一度タイマン勝負、決勝は勝ち上がった１２人での場所移動自由の５０分間の総匹数勝負。

一対一のタイマン勝負は分かりやすいし、緊張感もあるので個人的には好きなのですが、対戦相手次第で即大会オシマイケル☆
顔見知りのメンター勢との一騎打ちになったら目も当てられません。

無論、顔見知り以外の方々でも私より凄腕の方なんていくらでもいるのですが、普段から辛酸嘗めさせられてる方々との一騎打ちはチキンな私には厳しいものがあるのです。

そんな訳で今大会はとてもくじ引きが重要。
唸れ我が右腕！
”管釣り歴１ヶ月、勿論大会参加なんて初めてです”な方との対戦番号を見事に射止めるのだ！





『ああ～、一回戦はFさんとですね～。』


大会オシマイケル☆
Fさんには通天湖でメタメタにされたっつーのに・・・・。
自分の運勢に文句をつけても虚しいだけなのですが・・・・・・ねぇ。

で、他の皆さんの対戦相手はと。


Stanさん　VS　うしさん
カリホルニーヤさん　VS　うしさん奥さん
麦ちゃん（さん）　VS　Kすけ

チャオズや！チャオズがおるでぇ！


B組、ひどいです。
今日は顔見知り率そんなに高くないのに。
清めの塩とか振り掛けといたほうが良いんじゃないでしょうか。


開会式＆レギュレーションの説明。

第1回大会にも関わらず、順位の台や看板の小道具が揃ってます。
私のような道具フェチにはポイント高いですね。


顔見知りの方々はほとんどB組だったので、最初はA組の審判から。
私とFさんの組はStanさんとうしさんの隣だったので、談笑しながらA組を観戦。
渋くなってからのHITルアーは要チェックです。

A組ですが、前日放流しただけあってよく釣れてます。
第二ポンドのオープンのときみたいです。
さっさと釣りがしたくてウズウズしますね。

A組が終わって、今度は反対側の岸でB組の競技。
普通、後半入る組は前半のプレッシャーの分渋い大会になるのですが、今回の大会では池の半分をロープで区切り、後半の組もフレッシュな状態で釣りが出来るようになってます。
正直、これは嬉しすぎますね！


・前半２５分


開始一投目から釣れて釣れて仕方がありません。
物凄い勢いで喰ってきます。
これはもう放流勝負間違いなし！
獲って獲って獲りまくるのです！
ここで離されては勝ち目はない！

ここが正念場！なのですが・・・・・・・・・・・・・・・。

魚は喰らいつく、フックにも掛かる、しかし、肝心のランディングがザル過ぎてボロボロ取りこぼすのです。
自分でも絶好調なくらいバラします。
ランディングネットで米を掬ってる、そんな気分です。

沖で、真ん中で、手前で、ネットインの直前で、まんべんなくバラせるオールラウンダーとしての実力を如何なく発揮してました。
これからは『バラしのリベロ』を名乗るべきまもしれません、はい。

一方、Fさんはほとんどバラしません。
掛けたらほぼ確実に取り込みます。何なんでしょうかこの差は。

競技前の会話でも『バラさないように心がけてる』とは聞いてはいたものの、ここまでバラさないとは・・・・・・。衝撃です。

・後半２５分

前半はFさん９匹で私６匹の３匹差。
ちょっと場が休んでるから蛍光でも喰ってくるだろうとキャストすると、見事に読みが的中！
『もしかして、天才？』と自分に畏怖してたら見事にバラしました。こちらの方の才能はもしかしてじゃないように思います、ええ。

その後は渋い時間が続きます。
Fさんはと様子を見ると、クランクにたくさん魚が付いてきてて心が折れそうになります。
見たらダメだ！見たら負けかなと思ってる。あっちのブドウは酸っぱいぞ！

とはいえ、スプーンで反応が無いのかというとそういう訳でもなく、鱒玉に投げると反応はあるのですが、微妙にずれてました。

結局、後半はFさん２本、私1本で計１１匹対７匹でタイムアップ。
完全に力負けでした。無念。


２回戦はFさんの審判です。
渋い時間が続く中、じっくり釣りを見させてもらいました。
ビックリしたのがクランクの豊富さで、ミディアムクラピーのレンジで数種類のクランクで魚に反応させていきます。
うーむ、ああいう攻め方もあるんですね。
良い勉強になりました。


２回戦を戦うFさん。
食いそうで食わない鱒に私も思わず声を上げてしまいました。


Uさんと対戦中のうしさん。
お互い掛けてはいるものの、中々ノラないじれったい状況でした。




決勝戦の風景。
決勝は１２人で池全体を使用しての５０分勝負です。
B組の勝ち上がりは全員知っている方でした。
あの安定感はなんなんでしょうね。


親子揃って決勝に駒を進めたO山さん。

決勝に進出してても『全然パターン分からんかった・・・・・・』だそうな。
全然信憑性ないです。ないっすよ。





Kスケとその審判の麦ちゃん（さん）。
麦ちゃん（さん）とは『お互い一回戦抜けましょう！』と誓い合ったのに・・・・。
泣ける話です。




決勝はスプーン、クランク、ボトム、まんべんなく釣れてました。
そんな中、栄えある第1回サンクチュアリ・チャンピオンシップ・トーナメントを制したのは





うしさん奥さん！！！
決勝はクランクで丁寧に釣果を積み上げての勝利です！
優勝おめでとうございました！！！


大会後もちょっと釣りをしたのですが、相変わらずよくバラしました。
コーヒーマッチも、何とかギリギリ抜けたけど、そろそろ負けそうな気がします、はい。



今回の大会はドットコムのプラも兼ねてだったのですが、大会自体とても考えられていて楽しかったです。
Stanさんもブログで言われていたように、ガチンコ勝負は良いもんです。
機会があえばまた出てみたいですね。